愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

もったいないお化け〜


少し前ですが、すいかんさんのところ(id:suikan:20060909) で「コドモがご飯を残すと海外では子供になんと言うか」という話題がありました。旦那に聞いて見たところ、お茶碗にご飯粒をたくさん残すと、「そのお茶碗の表面のように、肌がぶつぶつのお嫁さんが来るよ」といわれていたそうな・・・。まあ小学生が「将来の嫁があばた面!!」と危惧してご飯粒を必死に取るとも思えず、言われた当人は「はぁ・・・」と思っていたそうです(笑)


話は飛びますが、サンフランシスコではごみ収集をするとき、リサイクルの分別の中に「コンポスト」というのがあって、木の枝とか葉っぱとか生ごみとかの有機物は分けて捨てます。ディスカバリーチャンネルで、アメリカ中の「きちゃない仕事」を紹介する「Dirty Jobs」という番組があるのですが、そこでこのサンフランシスコの生ごみ収集を紹介していました。チャイナタウンのレストランの前にだーっと並べられたゴミ箱の中には、炒飯やら魚やらの残飯がぎっしり。これを、ワインで有名なナパ・バレーまでトラックでもっていって、上から大きなビニールをかけて発酵させて、巨大コンポスティングをやっていました。そしてこれをオーガニックの肥料として、ブドウの木の根元にまいてました。うーむ、カリフォルニアワインは、栄養たっぷりの中華料理(に限らないけれど)の残飯から出来ていたりするのね・・・。美味しいワインになるなら、ご飯残してもいいわよ、なんてことには・・・、なりませんね。