愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

お隣のセイウチ


実はここのところ、我が家は睡眠不足。2週間前の木曜日の夜3時(金曜の朝ともいう)、隣のアパートからものすごいセイウチの雄たけびがしてびっくりして飛び起きたら、隣のアパートのカップルが部屋の窓全開、大音量でかけたエロビデオを参考資料にコトに及んでいてびっくりした。窓から首を出して「エロビデオ音下げろ!」と叫ぶも反応なし。また次の木曜日の同じく3時には、趣味の悪い変なテクノ音楽がループで5回も6回も聞こえてきたり・・・。このときはあまりに腹が立ったので、1セント硬貨を窓にぺちぺち投げて注意を引き、音を消してもらった。旦那はこの音楽はきっとまたエロビデオだよ、なんていってたのだけれど・・・おいこらなぜそれを知っているのだ!


これが金曜日の夜とかだったらまだマシなものを、翌日も仕事がある身に真夜中のセイウチの雄たけびはきつい。金曜日の朝は結構フラフラになりながら出勤。隣のビルなので部屋番号がわからないのが難なのだけれど、次に夜中にまた海獣が登場するようだったら、隣のアパートの管理会社に手紙を書かねばなるまい。


日曜日は、それまでの冬の寒さがうそのように暖かくなった。このお天気を有効に使おう!と旦那は朝から海に泳ぎに行き、私は睡眠補給をするべくゆっくり起きる。朝10時ごろに起き、シャワーを浴び、さわやかな一日の始まり!と思っていると、またセイウチの雄たけびが・・・う、まさか、と思いリビングのブラインドカーテンを開けて見ると・・・(以下自粛)


あまりのことに、「ぎえぇ、キモイ!」と叫んで窓閉めちゃいました。


まあカップルが自分の部屋でコトに及ぶのは別に全然かまわないし(アメリカに来てから、隣近所からそういう音が聞こえるのは日常茶飯事になり、ああ、やってるねぇ・・・としか思わないようになった)、音が出るのは人間だもの、別にいいとは思うのだけど、壁が薄い上にひしめき合って生活している都市生活、せめてエチケットとして窓やブライドカーテンは閉めていただきたい・・・隣のアパートに住んでいるのはお姉ちゃんで、最近彼氏が出来た模様。それが嬉しいのはいいんだけど、なんかそれしか頭にないみたいでちょっとクールじゃない。それにやっぱりプロじゃないからねぇ、見てもキチャナイだけだし、なにしろセイウチだし(笑)。このお隣のお姉ちゃんは、日曜日の朝5時に目覚ましのラジオを大音量で1時間ぐらい放置していたことが2度あって、警察に電話をしたこともある。ちょっとだらしない人みたいだ。でもエロビデオなどで警察を呼ばれたら恥ずかしいだろうな。


ああ、今ここにShirukoがいたら、日本人の女の子が二人窓から顔をだして、「Shiruko〜!見てみて!すごーいすごーいキャハハハハ!」とかいって手叩いて喜んで、記念撮影とか始めちゃう…なんてこともできたのに!と思うと残念!!


・・・こんなにセイウチカップルのことを長々と書くつもりはなかったのだけれど、日曜日はこの後、ギラデリスクエアでやっているチョコレートフェスティバルも冷やかしてみました。色々なチョコレートが試食できるイベント。Shirukoよ、これもいけずに残念だったね・・・。夜は陳家特製ワンタンと、ちゃんとトリガラからスープを取ったコーンスープを作って食べました。

Chan's special wonton