愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 うげぽー

トニー・ボーデンという、料理界のBad Boyみたいなおっちゃんの本「Kitchen Confidencial」でも、「人間の体は神殿なんかじゃないよ。キレイなもんや安全なもんばっかり食べていてもつまらない。人間の体はジェットコースターなのだ!下痢してもゲロはいてもそりゃ面白いじゃないか、色々なものを食べて楽しめ」みたいなことが書いてありました。ウルトラマラソンマンに書いてあったのとちょっと似ているかなぁ。結構我が家はそれを真に受けて?ゲテモノでも何でも面白がってレストランで注文する傾向にあります。本日は、昼食を抜いて腹ペコだというダンナのリクエストで韓国料理。しかもお目当ての店に行くまでに迷ってしまい、たまたま通りがかりにあった店に飛び込みで入りました。いつもカルビやプルコギではつまらん、とだんなは目に飛び込んだ「こりあん・そーせーじ」を注文。お店のおばちゃんによると、肺とか色々臓物もついてくるらしい!すばらしい!と。そして皿一杯に出てきたのは、いわゆる血のソーセージみたいなもの。もち米も入っていて、どす黒くてやわらかーい。これを、ごま塩コショウにつけて食べるのです。しかし、他におかずが色々ついてくるとはいえ、このソーセージはあまり美味しくなく、一緒に頼んだオジンオボックム(イカの炒めたの)もイマイチで、私は食べているうちからちょっと胃がふわふわしてきてしまい、あえなく敗退。まあ、Live&Learnということですね。


こちらの本もオススメです。でも彼のレストランのDCの支店はあまりにもひどかったので、私はワシントンポストのオンライン版にものすごく皮肉たっぷりのレビューを書いたことがあります。(彼の本で、こういうレストランは行かないほうがいい!というのにそれこそ当てはまるポイントがいっぱいあったのでした)でも何ヶ月かしてそのレビュー消されていました。


Kitchen Confidential: Adventures in the Culinary Underbelly

Kitchen Confidential: Adventures in the Culinary Underbelly