愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

オペラ!


ちゃんとおにぎりと甘い玉子焼き付きのおかずのお弁当とビールを持ってYerba Buena Gardensでのサンフランシスコ・オペラ野外無料コンサート。早めに行ったら普段着のオペラ歌手とオーケストラの人たちがリハーサル中。久しぶりのオケストラ!で何故か気軽なリハーサルを聞いていたらうぅぅっと涙が出てしまった(笑)。本番のコンサートよりも、本番前、ちょっと緊張しながらも、リラックスしながら演奏したり(オペラ歌手はポケットに手を突っ込みながら軽めに、きょろきょろしながら歌ったり)、ざわざわしながらみんなが演奏の準備をしたり、クラリネットの人が音階の練習をしたりする場面がたまらなく好きだったりする。


ベルディの「運命の力」、「のだめ」にも出てきたモツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」、ビゼーの「真珠とり」、チャイコフスキーの「スペードの女王」、ベトベンの「フィデリオ」、ロッシーニの「アルジェのイタリア女」からのレパートリー。特にロッシーニはやっぱり楽しいなぁ。最後にはシャンペングラスを持って、シュトラウスの「こうもり」に出てくるシャンペンの歌を英語で歌ったりしてかわいかった。市内も今回はがらっとかわって日差し(風も)強くて、オーケストラの人たちがみんな勝手な帽子を被って演奏していたのがなんともほほえましく。


オペラ歌手はベテランの人二人、あとは若い歌手ばかり。初めてインド人のオペラ歌手を見た!後で家に帰る途中街中でその兄ちゃんにまたばったり会ったので、「良かったよ〜」と声かける。みんな普段着だと本当に本当の職業なんてわからないものだなぁ。