愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

けむりがしみるぜ


最近お買い物が大好きになったのでモノセクションを作ってみました♪さて本日はさむーい霧雨。タバコはあんまり好きじゃないですが、会社帰り、雨の混じったきーんと冷たい夜の空気に、誰かが吸ったタバコの煙がぷーんと混じっているにおいは結構好きだったりします。えー、好きじゃないといいつつ、恥ずかしながら学生時代は、いきがって吸っておりました。


最初にアメリカに上陸したときはバークレーにいたのですが、ヒッピーの発祥地(?)バークレーは、道端を素っ裸でバックパックだけしょっているおばさんが歩いていたり、中古レコード屋も充実し、道端で詩を読んじゃう人も続出するような結構ファンキーなところで、市議会もあまりにリベラルすぎて「バークレーで売りに出されるコーヒーは全てFair Trade(発展途上国の生産者を搾取せずに公正に取引)の製品でなきゃだめだ」とか色々おもしろ法律があったりします。今はアメリカはどこでも結構そうですが、ここでは建物も全面禁煙は当たり前、建物の外から数フィート以内では「立ち止まって」吸うことも許されず、どうしても吸いたい人は外で「踊り吸い(動いてないといけないから)」をするというバカバカしいルールもあったりして。学校では寮暮らしでしたが、部屋でパーティーとかしたときに、目をつけた男の子に「ちょっとタバコ吸いに行こう」とか行って二人だけで外に出られるという利点はございました(笑)


その後NYの田舎に渡りたまたま隣人がバークレー出身のヒッピー系の女の子で、その子と一緒に吸い出したのがこれ。Djarumというインドネシアクローブ入りのタバコ。巻紙の色がワインレッドで、なんだかお寺のお線香のような香りがするのですね〜。吸う時にパチパチ言うのも好きでした。吸い口も甘くて、今思うと気持ち悪い。でもそういえば11月の霧雨のマンハッタンでこれを吸いながらのしのし歩いていきがってた時代があったのねー、と霧雨のむこうに記憶がよみがえってきたのでありました、ちゃんちゃん。