愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Next Four Years


朝起きたら・・・

��( ̄□ ̄;)!! (こぴーらいとばい・けんないとう氏)

こうなることも覚悟はしていたけれど、こういう結果になってしまった。朝からどんより。悲しい、というか、非常にDepressingな気持ちになる。ダンナはShame to be an Americanだとまで言い出す。仕事を休む勢いだったが、家でどんよりしていても仕方がない、ととぼとぼ出勤する。午後にはケリーが敗北宣言を出した。国が分裂するのは良くないという彼の言は、本当にGood sportだ。ちょっと「うっ」ときてしまった。これから先4年間、どうなっていくのだろう。選挙権を持たない外国人の同僚は、わー、大変なことになっちゃったね、といいつつやはりひとごとのようだ。まあそうなんだろうけど。


でも、ただブッシュってバカだよねーと座って見ているだけではなくって、今回、すごく些細なことだったかもしれないけど、アメリカがこうなってほしい!という自分の声を外に出す機会が持てたのは、すごく良い経験だった。政治にこうやって、色々な形で個人が関わっていく、というプロセスをはじめて経験した。そして選挙が終わったからといってそれをやめることも無いと思う。逆にこれから、じっくりと見て、そしてこの政権が、少しでも良い方向に向かっていくように、(間違った方向にいかないように)声をあげていかないといけない。何でこんなに自分がアメリカの政治に入れ込むようになったのかよく解らないけれど、ここに定住していくわけだし、ただの物見高いよその人ではいられなくなったのかもしれない。


ケリーが国を分裂させてはならない、といったことにものすごく共感する。アメリカはいま、レッドネックと東海岸・西海岸のリベラルインテリとの間で大きく分裂している。オハイオから来た女の子が、「あなたたち、ここと西海岸との間にはシカゴしか存在しないって思ってるでしょう?」と言っていたことがあるが、う〜む、確かにその通り・・・。陳家がアメリカで住みたいと思う都市は滅茶苦茶限られている。確かにリベラルインテリの人達はレッドネッキーな人を笑いものにし、お互いを理解できない。逆にこの間のマラソンの時、見物人に道を聞こうと話しかけたら思いっきり無視されたのだけれど、彼らは私たちのTシャツに反感を覚えた人達のようだった。意見が違うからって、お互いをシャットダウンするのかー、コミュニケーションさえとろうとしないのかー、くそー。と思った。考えが違うからお互い心を閉ざし、理解しようとしない・・・はっ、これはいかん、と思った。レッドネックの価値観やイスラムの価値観や、リベラルの価値観、そしてテロリストの価値観など色々あるけど、なぜそういうものが生まれたのかを考えなくちゃ。そして歩み寄る解決策を考えなくては。こうなったら、ブッシュはアホだ、テキサスのレッドネックだ、と言い放って自分の心をシャットダウンばかりしてはいられない。彼のReignのもとこれから4年間生活していかなければいけないのだ。これからの4年間、なんとかケリーに投票した48%の声を向こう岸の心にも伝わるようにしていかなくては。そしてアメリカと世界との間に出来た溝をうめなければ〜!!!


・・・と非常に混乱した頭で、超ナイーブなことを書いていますが・・・
What do you do for change?