愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。


お友達の結婚式に出るため、往復35ドルのワシントン・デラックスバスでニューヨークへ。日曜日の午後にやるとは、むむむな感じではあるけれど、West Streetのロフトでの結婚式。ブルックリンブリッジじゃなくて、自由の女神が見えました。


新郎新婦は二人ともジューイッシュなので、入り口にヤマカ(男の人が被るちっちゃい帽子)が山積みにしてありました。これ、同じ色のピンで髪の毛に留めたりするのですが、髪の薄い人はどうするの?!と長年疑問だったのですが、後頭部にフィットするようになってて、意外と落ちないことを発見しました。不思議。一度、地下鉄の駅の近くを歩いていたら、通風孔から出た強風にあおられ、頭につけてたヤマカが天高く飛んでいってしまったおぢさんを見かけたことがあるのだけど・・・。でも私の長髪につけてみたらぼとっと落ちました。写真はヤマカをつけたダンナの後頭部です。ちょっと似合わない、でもかわいい。


結婚式はフッパと呼ばれる天幕の下でやります。私も一度、別のジューイッシュのお友達の式の時に、パッチワークでフッパの一部を作ったことがあるけど、今回は真っ白のやつ。4本の支柱を家族が持って支えます。そして新郎新婦はお互いの周りをぐるぐる7回まわる。ラバイユダヤ教の坊さん)がヘブライ語祝詞みたいのをうにゃうにゃうにゃら〜〜〜といっぱいしゃべり、最後にグラスを踏んづけて割って終わり。


お食事はKosher(ユダヤ教の教えに基づいてお祈りした材料で作ってあるの)だったので、お味はうむむ、まあまあでしたが、一番楽しいのはダンス。ハバナギラを歌いながら椅子に座った新郎新婦の周りをぐるぐる回って、そしてみんなでその椅子を持ち上げる・・・実はこれ、ジューイッシュの友達が私達の結婚式でもやってくれて、椅子から振り落とされそうになってすっごい恐かった!そして若い人よりも親戚のおじいちゃんおばあちゃんがめちゃくちゃ踊って大フィーバー。新婦のパパも「おー、カルチャークラブ大好き!」とかいって一緒に絶唱していた・・・。


実はマイムマイムもジューイッシュの踊りだったりするのだよね。今回はやらなかったけど、以前友達の結婚式で、「おお!小学校の時に習ったじゃん!」と、他のアメリカ人を差し置き友人の親戚にまじって一緒に踊れたのはちょっと嬉しかった。あれって小学校の先生が適当に作ったやつじゃなかったのね・・・。


式の後は別のお友達N&Nコンビと一緒にハドソン川沿いを散策。やっぱりニューヨークはいい。