愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

思えば旦那とはじめて会った時、にゅーよーくから二人とも移って来たばっかりで、にゅーよーくに帰りたい!という話でめちゃめちゃ盛り上がったのだった。そしてふたりで何度もここにもどってきた。友達にあったり、ウェディングの準備したり。ここでけっこんできてよかった。


DCに帰るまでの運転は長いので、タワレコによって何枚かCDを買った。もう10年ぐらい聞いてなかったジョージ・マイケルのベスト版と、なぜかこれも大学生の時にききまくっていたクイーン(弟にとられた)を購入。中学生のときワム!の大ファンで(当時まだいたんだっけ?)、勢いあまってジョージマイケルにファンレターまで書いたっけ・・・(返事はこなかったがファンクラブのご案内がきた)


音楽って、その当時の感覚とかをまざまざとよみがえらせる。ある時期そればっかり聞いていて、熱がやむとぱったり聞かなくなったりするので、久しぶりに聞いたりするとめちゃめちゃトリップしてしまふ。


ジョージマイケルをきいてたころはちょうど中学生で、学校よりも塾が楽しくて、別の学校の男の子をつけまわしたり、前髪を一生懸命カーラーでまいてたり、ヘアスプレーをつけすぎて自分が気持ち悪くなったり、音大に行こうと真面目におもってたり、夏休みに関数を一生懸命解いてたりしたよなぁ・・・という「千葉県」の思い出がよみがえってきたのでした。


でも当時は日本なんか嫌いだ!アメリカにいってやる!とか思ってたり、アメリカの高校生活にあこがれてたりしてたんだよなー。そんなことを思い出しながら、マンハッタンの夜景を背に車の中で聞くジョージマイケルはとっても、「とりっぷ」な感じでした。そしてクイーンは、片道2時間通学してた大学時代、冬の常磐線で、なぜかPublic Enemyととっかえひっかえ聞いてたもの。ボヘミアンラプソディーは、寒い上野のホームを思い出させたのでした。そしてやっぱり、そのときちょっと片思いしてた人のことを思い出したりとかね。でももうわたくしもけっこんしました。はい。


あとは旦那の大好きなトニー・ベネットMTV Unpluggedを聞いてふたりでトニー様のすてきな歌声に思い切り痺れながら帰ってきました。


声の良い人はおとこもおんなも大好き。旦那がこれくらい歌うたえたら、もう一回けっこんしてあげる!って言っているんだけど、無理だろうな〜