愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Stitch Fix 再び。

自分の好みやサイズを入力すると、スタイリストとAIが洋服を見立てて送ってくれるサービス、Stitch Fix。前回のどうも私の意図を汲まないダメダメなコーデにフィードバックを送った3ヶ月後、また新しい服が送られてきました。

前回送られてきたのはこちら⇩

marichan.hatenablog.com

前回のコーデ、悪くないんですが、私が入力した希望をまったく無視したものばかりだったことにがっかり。今回やったことは、

  • このサービスを使う目的を変えた:冒険したい、新しいものを試したい、と言う項目のチェックを外し、買い物の手間を省きたいから、と言う理由にした(合わない変なものが送られるのを避けるため)
  • 色の指定から暗めの色は外した(でもネイビーと黒はオッケーに)
  • 私の好みの服の写真を集めたピンタレスト、シェアしてくださいというのでしたのに前回は全然参考にされていなかったため、今回は大文字で「ちゃんとピンタレストとフィードバックを見て!」とお願いしておいた。

そして来たのは以下の通りでした!

前回、1点を除き全部返品したので、スタイリストが変更に。そして新しいスタイリストさんからは、「しっかりフィードバックを読みピンタレストを見ました」そして私が好きだと書いたブランドのデザインに似たような感じのものを選んでみた、とのコメントが。

紺のスカート。すごく頑張ってくれた感あり。生地がかなりしっかりしていて、いい感じ。しかし横のジッパーの質が悪くて縫い目のところでガッと止まったりするのが残念。学校の送り迎えや買い物に行く時のカジュアル服、というのからもずいぶん離れていたので、残念ながら却下。パターンも微妙ではあるけれど、通勤してたらキープしていたかも。

このパンツは似合わず。というより、サイズが見るだけでえぇ?という位大きく、はいたら当然ブカブカ。却下。

これは材質がペラペラすぎ、着ると中華街のおばちゃん風な柄も気に入らず、却下。

これもすごく頑張って選んでくれた感あり!可愛かったが、着てみると、シースルーの部分が微妙。全部普通の生地だったら良かったんだけど、シースルーになると途端に安っぽく見える罠。

このカプリパンツは気に入った!のだが、チェックのパンツ以上にブカブカでずり落ちるほど。がっかり。

今回は、スタイリストの人がなるべく私の好みに合わせてくれようとした努力のあとがとても見えて、そこは素直にありがたいなぁ(?)と思いましたが、それでもあんまりキープしたいと思えるものがなかったのは、多分この会社の在庫やラインアップの問題なのかなぁ。

でもしかし、よくツイッターやFBに上がってくるここの広告のコーデは、すごく可愛くて欲しいのもある。そういうのはどう頑張っても送られてこないのは、なーぜーじゃーどうしてじゃー。あ、もしかして私が指定した価格帯では無理なのかも?!

そして前回は悪くなかったサイズ感が今回はびっくりするくらいダメダメでした。アメリカのサイズって、メーカーによって全然違いすぎて私でも0だったり6だったり。なので、ちゃんと自分で測ったウェストの情報も入れておいたのですが、なぜか今回はそれが見落とされた模様。一つに気をとられると、他がダメになる感じ。総合的になんとかなりませんかね〜。

というわけで、今回は全品返品となりました。さらに残念!!

本来は、全品返してもスタイリング代として20ドルはチャージされるのですが、前回と今回とあまりに成績が悪かったせいか、スタイリング代はチャージされず。

次回のスタイリング代無料にするとのことでしたが、もういいかなと思ってサービスもキャンセル。

というわけでちょっと私には合わなかったStitch Fixですが、家で試着できる、というのは悪くなかったです。でも箱を開けてびっくりワクワク、だったらいいんですけれど、箱を開けてびっくりガッカリ、があまりにも多すぎたので、福袋的要素はいらないから、スタイリストが相談に乗ってくれる、というのであれば、スタイリストがオンラインで選んでくれた服の中から事前にオッケーしたアイテムだけ送ってもらって、気に入れば買う、にしたほうが無駄は少ない気がする・・。

実はそこにアカウンティングの嘘があるのではと言うお友達の見立てもありましたが、実際のところはどうなんでしょう。でも本当にこれを何年も続けている人、あんまり想像がつかない。Churn rate気になるけど当然会社はそれを発表しておらず。2017年1年のアクティブユーザーは2.2Mだそうですが、買う頻度とかやめたかどうかとか、ちょっとこれだけだとわかりません。

結局自分の中では、このサービスを使ったことで逆にはっきり自分の好みがわかり、だったら自分が好きだと書いたブランドのところでもっと買い物すればいいや、と言うことになりました。

あと、結局ここでは買わなかったものの、後でここで送られてきたものとちょっと似たような色やデザインの組み合わせの服を、別の店で買ってしまった。グレーのセーターと、赤っぽいタータンチェックのスヌード的なものとか。今回気に入った赤いカプリパンツも、後でGAPかどこかで買っちゃいそう。