ギリシャといえば、白い壁に青い空、青い海。
クレタの壁は白くないですが、青い空青い海、ございます!!!
滞在中は暇があればビーチに通う生活でした。車でちょっと運転して街を抜ければ、何もない荒涼とした(涼しくはないけど)丘。ここで道に迷ったら干からびて死んじゃうかなー、と心配になる暑さの中、それでもちょっといけば目の前に広がるビーチ。
水着で車に乗り込み、ビーチブランケットにタオルに水、おやつ、そして本も一冊持参して、泳いでは昼寝、泳いではおやつ、泳いでは読書、という時間をずいぶん過ごしました。
ハニアから10分のIguana Beach
ハニアに滞在して、パッと行きたい場合はここが一番行きやすくておすすめかも。
どこのビーチもだいたいそうですが、ビーチパラソルと椅子は、何ユーロか払って借りる仕組み。ビーチサイドにシャワーと着替えができる場所、トイレもついています。
ギリシャの小さな農村に移住したイギリス人の回想記をギリシャで読み中。
ドイツ、イタリア人率高し。
これ、火傷の域に達してない?ってくらい真っ赤になるまで焼きまくるおっさんがどのビーチに行ってももなぜか必ずいる。そして、そういうおっさんは必ず本でも携帯でもなく、新聞を読んでいる。なぜだ。
ヤギ!教会!冷たい!Kalyvaki beach
ちょっと遠出をした時に寄ったビーチ。
クレタ島はリゾート地なだけあり、まるで何もないような場所に急に国際的なリゾートホテルがどん!と建っていたりしますが、ここはその隣にある、どちらかというとローカルが行くビーチ。
なんというか、雰囲気も、四国とか離島とかの何もないところで、運転していたら急に現れるビーチ、みたいな雰囲気でした。
今回ギリシャで行ったビーチは全てそうでしたが、とにかく遠浅。なので子供も安心。そしてとても透明で水がきれい。波打ち際まで魚がいます。
このビーチではドクターフィッシュ(角質を食べるやつ)みたいなのがいて、なぜか旦那の足ばかりツンツン攻撃を受けていました。笑
ちょっと写真ではわからないのですが、ビーチの左手に切り立った山があり、山から冷たい雪解け水が流れ込んでいます。そのせいで、かなり水が冷たいところも!暑い日にはなかなか良かったですが・・
そして山肌には、山羊!!!野生というわけではないようで、メェェェェェ〜〜という声とともにカランカランとベルの音。そして教会も向こうに見えます。何ともギリシャっぽい!
Marathi Beach
ご覧の通りの、水の透明度。シュノーケリングにも最適です。スイミングに通っている娘ですが、ギリシャで連日水に入っていたからか、だいぶ泳ぐのがうまくなりました。
1〜2歳の頃、にシャワーもお風呂も水という水全てダメで、かなり手こずった時期の記憶を今も引きずる私にとっては、未だに信じられないんですがw
ゾルバのビーチ、Stavros Beach
なんかギリシャのことよく知らないけど、ギリシャといえば聞いたことあるあるによく出てくるのが「ゾルバ」
何かというとテレーン、テレレレーン、と音楽が流れてくるのがこれ「ゾルバ」
私も見たことないのに何となくああ、と名前ぐらいは知っている映画「その男ゾルバ」
このビーチは映画「その男ゾルバ」の有名なシーン、映画の最後に「ゾルバダンス」を踊るところが撮影されたところです。
ちなみにこのゾルバ役のおじさんはギリシャ人ではない。そして今になってこの映画(もともとは1946年の小説)のあらすじを読んだらハチャメチャな話じゃないですか・・・
当時のままの山肌、でも周囲にはゾルバというレストランがあったり、景色はだいぶ変わったかも。
ここは他のビーチに比べてアメリカ人がたくさんいました。そしてビーチ沿いのレストランではそのせいか珍しく「サンドイッチ」や「ハンバーガー」がメニューにあります。と言ってもここはギリシャ、ハンバーガーもラム肉使用。
言葉がわかるから余計なのか、アメリカ人ウルサイなという感じもありましたが、スタッフの人もフレンドリー、水も景色もとてもきれいで良かったです。
アテネでは16ビートでジジジジジジ・・と鳴いていたセミですが、ここではそんなセミが大量にいるので、まるで日本の夏と変わらなく、外に出ればシュワシュワシュワ、セミの声がずーっと耳につきます。そんな中海で泳いでいました。
あちこち行かず、だいぶビーチでゴロゴロ、ぼんやり過ごしてしまいましたが、これこそがザ・バケーション!ってことで・・・!