愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

オークランドで、イスラエルのおうちご飯。 Ba-Bite

これ、食べ物ブログじゃないんですが、イーストベイ(オークランドバークレー界隈)で食べた美味しいもののことも、ぼちぼち書こうかなと思います。

さて、このブログとは別に食べ物・料理ブログをやっておりまして、そこでイスラエルの料理を網羅した「エルサレム」と言う料理本に載っている料理を全部作ってしまおう、と言うプロジェクトをひとりで勝手にやっています。これはロンドンで「オトレンギ」と言うデリカフェをやっている、エルサレム出身のユダヤ人、パレスチナ人の2人のシェフによる料理本です。

www.maricafejp.com

中東料理、地中海料理、アラブ料理。色々作ってみて思うのは、国境も文化も宗教も目まぐるしく変わっていったこの地域、料理も色々とオーバーラップしているものも多く、料理を国境別に呼ぶのはとっても無理があるんだなぁ、と言うこと。

そしてそれこそササン朝ペルシャの時代から今に至るまで、色々な人の流れがあり、それによって料理法や材料が広がり、各地で影響しあい混じり合い、宗教も政治も超えた料理、食文化が生まれたことが身をもってわかるのは面白くてしょうがありません。

例えば日本にもある魚の南蛮漬け。これとほぼ同じ料理がレシピ本に載っていたのですが、よーく調べてみると、南蛮漬けの本当の起源はポルトガルでもスペインでもなく、実はなんと・・。

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・・レストランの紹介をしようと思っていたのに話が飛んでしまいました。先日オークランドにある「イスラエル料理」のお店に寄って来ました。

Ba-Bite Restaurant

オークランドの中でもちょっと閑静なエリア、ピードモントにあるお店です。「中東料理の店」と看板が出ていますが、オーナーはイスラエル出身のユダヤ人とアメリカ人のカップル。

お店の名前も、ヘブライ語で「アットホーム」みたいな意味だそうで、日本風に言うと中東のおうちご飯をほっこりいただく、感じでしょうか。カウンターで注文して、テーブルに持ってきてもらいます。

夜で薄暗かったのだけれど、内装がカワイイ!赤が基調で、壁はざくろのパターン。

中東料理というと、ケバブがどーん!と言うイメージ(?!)かもしれませんが、このお店はメゼ(小皿料理)風な感じで、サラダが豊富。1皿4ドルから。そしてフムス(ひよこ豆のディップ)にファラフェル(豆のコロッケ)、タジンやシャクシューカなんかもある!

ババガヌーシュ(ナスのディップ)、サフラン・カリフラワー、ラム肉の乗ったフムス、スパイシーキャロットサラダ、自家製ピクルス付きのピタパンなどいただきました。

だいぶ寒くなってきた冬の夜でしたが、夕食を軽く済ませたい時にはなかなか良かったです。同時にこれ、自分で全部作れるわ・・と食べながら思ってしまったのは、プロジェクト・エルサレムをコツコツやっているおかげ様でしょうか(じゃあ作って食べさせてー!とか言わない様にw気が向いたらね)

このお店は移民を積極的に雇用して、とても家族的な雰囲気でやっているお店で、従業員も中東のいろんな地域から来た人、メキシコから来た人など様々。全ての人々を受け入れる「サンクチュアリー・レストラン」の看板を掲げているのですが、最近の社会情勢からか、どうもそれを快く思わない人が店の窓に汚物をなすりつける嫌がらせが最近あったんだとか・・あああ本当に嫌な世の中すぎる最近。そんな嫌がらせをした奴は、今頃肥溜めにはまっていればいいのに・・・。