愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

クリスマスの古い映画2本

赤鼻のトナカイ

クリスマス、飲茶以外に我が家の伝統になりつつあるのが、テレビでやっている「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」を見ること。1960年代に作られたストップモーション・アニメなのだけれど、今でもキャラクターグッズが出たりと人気があって子供が毎年見たがる。

しかしこれ、酷い話だな。鼻が赤いという身体的特徴を持って生まれたルドルフを見てサンタ、大きくなっても橇は引かせないと速攻メンバーから除外宣言。まず差別いじめの発端を作ったのがこのクソサンタ↓

Rudolph the Red-Nosed Reindeer

Rudolph the Red-Nosed Reindeer


両親は、周囲に鼻が赤いことがバレないようにとルドルフの鼻に黒いカバーをかけて生活させる。しかし不幸にも赤い鼻がバレると周囲からは嘲笑され、仲間はずれにされ、そしてルドルフは群れを去る。

その後はまあワチャワチャあって、最後はめでたしめでたしなのだが、吹雪の時に赤い鼻が便利じゃなかったら一体・・・。なんだか社会のイヤな縮図を見るような話なのであった。

サンタクロース・ザ・ムービー

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1985年、私が今の小さいさん位の年齢の時に劇場で見たクリスマス映画を、子供と一緒に見た。

子供におもちゃを作ってクリスマスに配るのが好きなクラウスというおじさんが、クリスマスの日に奥さんとともに吹雪で遭難。エルフに助けられそのまま北極に連れていかれ、永遠の命をもらってサンタクロースとなる。

サンタのワークショップは、長年エルフにより木工玩具がマニュアル生産されていたが、ある日イノベーティブなエルフ、パッチが、木製ではあるがパーツの色塗りからおもちゃの組み立てまでを全て自動で行う新しい生産システムを開発、導入する。

一見オペレーションは成功に見えたが、設備保全、品質管理というプロセスが入っていなかったため、出来上がったおもちゃはすぐに壊れてしまう粗悪品ばかり。クリスマス翌日にはサンタの前に未だかつてない返品の山が築かれた。

サンタを喜ばせようとオートメーション化を図ったものの失敗してしまったパッチは、失意のうちに北極を後にし、なぜか80年代のニューヨークに現れる。そこには金儲けのために粗悪どころか中に砂やら釘やらが入っている超危険なおもちゃを製造するビジネスマンB.Zがおり、騙されたパッチは彼とタッグを組み、なめると空を飛べるキャンディーの開発に従事してしまう。

そんなこんなで、悪の手にはまってしまったパッチを助けようと、サンタ、そしてサンタが知り合いになったストリートキッズの男の子、そして両親がなくなり、B.Z.に養われている姪っ子とともに橇で救出に向かう・・・という話。

普段映画館になど連れて行ってもらったことはなく、東映まんが祭りも遠い世界の出来事だったのだが、なぜかこの映画は劇場で見た。実は公開時アメリカでの評判は散々だったらしいが、ネットも無い当時は、全米ナンバーワン!全米が感動した!などと言われればおおそうか、と言われるがままに見に行ったり立派なパンフレットを買ったりしていたのかもしれない。

子供の目には色とりどりの巨大なサンタのワークショップ、そして木製なのにハイテクなおもちゃ製造マシンなどのセットに心奪われ、そしてニューヨークという街に登場するアメリカの子役がすごく特別に見えたものだった。なぜかこの子役の女の子にもすごく憧れた。

そしてこれを初めて見た32年後、再びこの映画を自分の子供と見て、意外と出番も演技もあっさりした子役達にあれぇ?となったり、80年代のニューヨークを見てうははとなったり、当時字幕で見たはずなのに意外と色々覚えていることにへぇぇとなったり、今は思い立ったらストリーミングで意外と気軽に見れることにいいねぇと思ったりしたのであった。

悪役が若い頃のジョン・リスゴーなのだが髪型のせいか今とあまり変わらなかったり、パッチ役がダドリー・ムーアという実は有名なコメディアンで、メインキャラクターは実はサンタクロースじゃなくてパッチだったらしいことも今頃知った。

そして私が憧れた子役の女の子はその後役者業は辞め、弁護士になり、今は作家を目指しているらしい。実は東京生まれだというのも初めて知った。


Santa Claus: The Movie (1985) Trailer