愉快的陳家@倫敦

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

【日本映画一気見】この世界の片隅に、シンゴジラ。

ギリシャ旅日記のおまけ編。飛行機の中で去年話題になっていた日本の映画を色々見ることができました。乗ったのはKLMだったんですが、日本映画のチョイス結構ある!

見たのは以下の通り。

シン・ゴジラ DVD2枚組

シン・ゴジラ DVD2枚組

でもなんだこのチョイス・・・w

特に「この世界の・・」と「シンゴジラ」はネット上でものすごい話題になっていた割にどんな話か知らなかったので、半分恐る恐る見ました。

シンゴジラはほぼ官僚ブルース。緊急事態への対処法に関しては、実際こんな感じになるんでしょうが、それをこうやって再現しているのは、コメディなのか批判なのか本気なのかよくわかりませんでした。変な英語を混ぜてしゃべる石原さとみのキャラが、昔の安っぽい香港映画の「アメリカ帰り」のヒロインみたいで面白かったです。全体的にもっさりしたアジアのアクション映画風味になっていて、それはそれで良かったのかと。狙ってやっていたのだったらすごいし、狙ってなかったとしてもそれはすごい。

「この世界の・・」は、英語でのあらすじ説明が「第二次大戦中、少ない食べ物をクリエーティブな方法でうまくやりくりする主人公の物語」、とあったのでおおそれなら!と思って見たらだいぶ説明がはしょりすぎでした。

戦争中の日常、その世代の人が見てぐっと来た部分もあったようですね。戦争の中にも時にほのぼのした生活や小さな幸せがあり、人は生きている、だから後半のコントラストは心が張り裂ける。でも同時に、人間は皆こうやって大局に流されて生きてくちっぽけなものなのかな、と今の状況を考えると何とも言えない危惧感も生まれました。

昔だったら広島から、日本から平和を発信、みたいな感じで、これを海外の人も見て心を動かしてほしい、考えてほしい、なんていう思いが出てきたかもしれませんが、この映画を見ながらなぜか思い出していたのは、シリアの今の状況のことでした。「ヒロシマ」が何か記号的なものになってしまっている今、そこに立ち戻らずとも、まさにこういう感じでただただ生きている人たちが世界中にいるんだよな、と。

その他の映画は、福井の高校のチアリーダー部が、アメリカの大会で優勝しちゃう話、第二次大戦中、国の肝入りで南洋の島に開拓団として送られたが、戦争で国から見捨てられ、命からがら引き揚げてきたた恨みから、平和ボケの東京に大規模テロを仕掛けようとする犯人を特命係の2人だけで捕まえちゃう話、綾瀬はるかがタイムスリップして本能寺に行き、信長さんは本当は日本の平和を考えていたいい人だった、自分も頑張ろう、となる話。

どの映画もジャンルも話も違うんですが、面白いくらい「国」、「日本人」、「平和」がキーワードになっていて、ちょっとびっくりしました。特に「相棒」はええ!こんな大規模なテロの動機が大日本帝国への恨みだったか!とちとガクッときてしまいました。

何も今の社会的状況云々を分析する気はないんですが、何を見ても国家、日本、日本人という強烈な意識が織り込まれているような感じがして・・。うぬぬぬ?

しかしその後で見た「イスラム世界の大阪」と言われるエジプトのおバカ映画があまりにもおバカだったので、そんな考え事もぶっ飛んでしまいました。

インドでエジプト大使が誘拐されちゃって、それを特殊部隊を使って救出しようとしたら間違えて軍の音楽隊を投入。インドの「ジャングル」にいたメスゴリラに懐かれたり、人食い人種にマギーブイヨン入れた鍋で煮られそうになっていた・・(ぉぃ)。

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