愉快的陳家@倫敦

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

ロンドンの水。

よく「この土地の水が合わない」と言うけれど、ロンドンに来て最初の数週間は身をもってこれを体験した。これ、単なる言い回しじゃないのよね。

ロンドンの水、硬。

ガッチガチに硬っ!

・・って水が硬いって何やねん、硬水軟水って何が違うのん、と思いますが硬水は「ミネラルがたくさん入っている」のが軟水と違うと。じゃあミネラル麦茶は硬いお茶なのか、と言うアホな疑問は置いておいて、とにかくミネラルの含有率が「高い」のが特徴。

そのせいか、鍋でお湯を沸かすと鍋が真っ白になる。最初に泊まったAirbnbにあった湯沸しポットの中は怪しい沈殿物だらけ。うわっ。

そして何より、そういう水を飲んでいると、お腹が下る。本当に最初の数週間は突然やってくるお腹の急降下にも悩まされた。前ロンドンに短期滞在してた時、こんなんだったっけか・・?

よって最初の数週間は、スーパーでミネラルウォーターを毎日買っては飲む生活。2リットルぐらいのボトルで50ペンスぐらいと安い。ここら辺では南アルプスではなく、スコットランドの天然水が良く売られている。スコットランドの水は硬くないのかな・・。

これ、水がここまで硬いのはロンドンだからと言う話を後で人から聞いた。なぜならば、ロンドンの水源は、こちら

テムズ川・・・!
何だか綺麗に写っちゃっているが、イメージとしては

水が茶色い。

多分水をとってるのはもっと上流だとは思う(思いたい)が、決して清い流れっぽい感じではないこの水を綺麗にするのに、色々あれこれするわけで、そうすると水も硬くなるもんのようである。

ちなみにテムズ川の川底をさらうといろんな歴史的な落し物が出てきたりするらしい。実際川辺に言ってみると、これはつい最近のものではないな、と思えるような皿のかけらだとか、ボトルの一部とか、パイプの一部だとか、転がっていたりもする。


夫は川べりに大きな骨の山があるのを見て「すわ人骨?!殺人事件?!」とびびったらしいが、これは100年とか前に川沿いに屠殺場があった名残り何だとか・・。かなり大きな牛の骨が転がっていたりする。こういうのも川に投げ込んでいたらしい。実際人間も投げ込まれたりしただろうし、そういうものが見つかっても事件性があるものなのか歴史的遺物なのかすぐにはわからなかったりしそうだ。

こんなガンジス川もびっくりなぐらいいろんなものが歴史的に投げ込まれ、まあいろんな汚水も注ぎ込まれて来たテムズ川、この水を私たちもいただいているわけで、確かに水道から直接水を飲んだ時は昔懐かしいカルキ臭がしたのはそのためだったか。

テムズ川のことを教えてくれた人によると、もちろん水道の水は飲んでオッケー。ただロンドンをうろついていると、足首がなくて異様に足がむくんでいる年配の人を良く見かけるけれど、あれは水道水に含まれている石灰だとか何だとか色々が足に溜まってしまった結果なんだと言う。ちょっと裏をとっていないのでわからないけれど、どっちにしろ水道の水は塩素くさくて、あまり積極的に飲みたい感じではない。

硬水は特に冬などは髪やお肌を乾燥させるとかで、保湿にも注意しないといけない。色々調べてみたら、

  • 熱いお湯で顔を洗わない
  • 顔や髪を洗った最後にミネラルウォーターかフィルターした水で再度すすぐ
  • 1−2週間に一度、髪の毛をアップルサイダービネガーかレモン水ですすぐ

などの裏技が出てきた。

水周りにも、「ライムスケール」と呼ばれる白くて硬い水垢のようなものが溜まりがち。こちらの掃除用洗剤はライムスケールを撃退!的な商品が多い。洗濯機も食洗機も色々注意が必要のよう。洗濯洗剤も、硬水の場合は使う洗剤の量を増やす指示が書いてあるし、食洗機もまずは水を軟水にするためのタブレットを入れたりするらしい。

ヨセミテの清き流れをふんだんに享受していたベイエリアはえらい違い。綺麗でやわらかな水が当たり前ではない大都会よ〜ルルル〜〜〜

とりあえず毎日水を買うのはコストもかかるし、何しろゴミが増えるのが辛い。我が家はとりあえず、Brita(ウォーターフィルター)を買ってやり過ごしている。足にミネラルが沈殿するのはごめんだが、とりあえずそこまで長くここにいるつもりもないので、とりあえずはこの方法で。

ちなみにロンドンの水で最初はお腹が下り、そして3週間目には顔がバリバリになった上に顔が腫れて「!!!」状態であったが、顔の皮が一皮むけたらその後はなぜかお肌の調子が絶好調である。カリフォルニアと比べて適度に湿気があるからなのかもしれないが、こんなにお肌が潤っているのは久しぶりで化粧ノリが最高に良い。ロンドンの水にも慣れたと言うことなのかしらん。