愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

本を捨てる。町中にある可愛い無料ライブラリー

ロンドンに引っ越すことになった陳家。この1ヶ月は引越しネタでわたわたしそうです。

ロンドンに引越しなんて素敵!とよく言われるし、実際色々楽しみなことも多い。が、今現在のところは楽しみなフェーズはとっくに過ぎて、、向き合わなければいけない様々な現実に、かなり気持ちはささくれ立っています。

海外引越しの悩みどころは本当に色々あるんですが、まずとりあえずは前も書きましたが断捨離。アメリカの家とイギリスの家のサイズ感の違い、収納の違いは遠隔での家探しでも嫌というほど実感中。何しろ60~70平米で2ベッドルームとか普通にあります(しかもまだ家が見つからないのが超ストレス)。

まだまだ売ったり処分したり寄付したりと、引越しに向けてのダウンサイズがなかなか終わらないのもとってもストレスなんですが・・、とりあえず、もう読まない本、特に大量の子供の本は、近所をぐるぐる回って、こんな感じところに「放置」して行きました。

これ、島中にある、手作りの無料図書館。

誰かの家の前にあったり、公園などの公共の場所に設置されたりしています。

いらなくなった本はここに入れておけば、誰か読みたい人が持って行き、読み終わったらまたそこに返したり、新しい本を入れていったり。

ここ数ヶ月の間、島の至る所にあるこの小さな図書館に、我が家の不要な本を入れ回っているのですが、翌日通りかかるともう誰かが持って行っていたりして、ちょっと嬉しい。誰かが興味を持ってくれたんだなとわかるだけで、ニヤニヤしてしまう。

このライブラリー、誰でも設置することができます。

Librarieslittlefreelibrary.myshopify.com

こんなキットも販売されていますが↑、自分で作って立てたお宅もあったりします。デザインも家によって色々なのも楽しい。

Little Free Library World Map - Little Free Library

この地図でどこに設置されているかも確認できますが、実際ここに載っていないライブラリーも近所にたくさんあるので、実際の数はこれだけではないはず。

世界中で広がっているこの動き、日本でも本当に少しですが設置されているみたいです。捨てられることなく、どこかで誰かに読まれている我が家の本。日の目をまた見ることができて嬉しい限り。

この小さな無料図書館、いつか自分の家の前にも建ててみたいなぁ・・。



・・などとちょっと「ほっこり」系(苦笑、実はほっこり、キライな言葉じゃ!)な感じで書きましたが、うおおおお引越し終わらないんじゃああ家も学校も決まらない!!!一体これからどうなるんじゃああ!!うがあああああ!!!!