愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ロンドンの美味しいもの・マリルボーンでひとりでも気楽に入れるお店5軒

キッチン付きのアパートに滞在したので、ぼちぼち自炊もしたけれど、なんだかんだ近所の色々なお店で食い倒れていた夏のロンドン。

今回は、2016年滞在時、家の近所(マリルボーン)で行った中でもふらっと気軽に、特にひとりで入りやすそうなところをまとめてみました。ってそうなるとだいたいカフェとかデリになっちゃうけど。

デリ&カフェ:Natural Kitchen

77/78 Marylebone High Street

おされなお店が並ぶ素敵エリア、マリルボーンハイストリートで通りがかった、デリ&カフェのお店。今時の健康・ナチュラル志向な感じで、ロンドンに何軒かお店があるそうです。

ケースに並んだお惣菜の数々!日本のデパ地下もしかり、大皿にどーんと盛られたお惣菜ってついフラフラと欲しくなってしまう・・・。後ろに並んでるジュースもキレイ。

お昼は、ここらへんで働く人たちがテイクアウトしたりするので混雑するようです。

 

 

マリルボーンのこのお店では、テーブルサービスでハンバーガーやサラダ、ブランチメニューをオーダーできるカフェスペースもある他、お肉屋セクションもありました。

私達は週末のお昼前にちょっとコーヒー飲んで、軽く腹ごしらえするのに寄りました。

飲茶でよく出てくる蛋撻(エッグタルト)があったのでつい注文。あとはおフランスカヌレ。これも上にちょいとクリームとラズベリーが可愛く載っていたのでつい。

そして出されたトレイがIKEAだった。

 

蛋撻(だんたっ)はもともとヨーロッパのもの。


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なんでもアヘン戦争などを通じて、イギリス、ポルトガルから伝来したらしい。本家のものを食べるのはこれが初めてだったけれど、食べる環境が違うだけで味はほぼ一緒でした。

ポルトガル式のものは大きさや作り方がちょっと違って、葡撻(ぽーたっ)と呼ばれているのだけれど、その話はまた今度。

ファストフードならここ:Nando's

113 Baker St, Marylebone

 普段からチェーン系のお店にはあまり行かないようにしている我が家ですが、ロンドンでどうしても行くならココ。

世界中に支店のある「ペリペリチキン」のお店です。アメリカでも東海岸には数軒あるらしいけれど、西海岸にはまだ来ていなーい。我が家はBaker Streetにあるお店が最寄りでしたが、ロンドンの至る所にお店があります。

南アフリカで創業したチェーン店だけれど、「ピリピリ」というモザンビークが発祥の唐辛子でマリネしたチキンはポルトガル料理なんだそうで、今は本部もポルトガルにあるらしい。

まあそんなことは良しとして、色々な辛さやフレーバーのペリペリソースでマリネして焼いたチキン(部位も選べる)、サラダや色んなサイドディッシュなどが選べます。結構子供も食いつくメニュー+サイドディッシュで野菜も取れるので結構子連れにも重宝します。

ファストフードと書いたけど、メニューを注文して番号札を貰い、それをテーブルにおいておくとお店の人が持ってきてくれるシステム。

こんな感じで、チキンと、サイドディッシュにサラダとライスを注文。チキンはバーガーにしたり、フラットブレッドに包んでラップにするなどのオプションもあり。

 

教えたわけでもないのに、跡形もないほどキレイに肉を食べつくす小さいさん・・最後には軟骨のところもコリコリかじり、文字通り骨の髄まで・・これは絶対陳家の血だ。

 おされオーガニック系:Daylesford

6-8 Blandford Street, Marylebone

こちらもおされなマリルボーンハイストリート近辺をウロウロしている時に見つけてふらっと入ったお店。オーガニックファーム直営のレストラン・カフェ、野菜やお肉の売り場もあります。

と書くと①番のNatural Kitchenと似た感じですが、こっちのほうがお店の見た目やメニューやらハイ・ファッション風。

なんだか写真の光の具合かフィルタの問題か、真っ黒に見えるんですが頼んだのは「スーパーグリーン(ケールとか)」が載ったエッグベネディクト

 あとドリンクで頼んだエルダーフラワーウォーターがかなり気に入りました。

他にもランチでは美味しそうなサラダや「花粉が入ったクラッカー」とか健康志向ばんばんのメニュー、いい品種のお肉を使っているらしいハンバーガーなど色々ありました。アフタヌーンティーもディナーもあるらしい。

ここもロンドンに3軒お店があるほか、ロンドンから車で3時間ほどのところにあるグロスタシャーにあるファームにコテージやスパなどの施設もあったり、マクロビ関係も含む色んな料理教室もやってるんだってー。

 日本にもあるんだって?:Monocle Cafe

18 Chiltern St, Marylebone

ロンドンの食べ物系の雑誌やレストラン写真集をパラパラしていると、かならずここのカフェが登場していたので、近くだし寄ってみました。

背景をよく知らなかったのですが、オサレ雑誌「Monocle」がプロデュースしているカフェなんですって?それで有楽町の阪急にもお店があるんですって?

ロンドンにあるお店は、どちらかというとデパートに入っているような感じの「作った感」はなく、間口の小さい、ちょっと狭くて古い感じの建物の中にある隠れ家風? な感じ。吉祥寺とかにありそうな。

お店の写真を撮りに来る人も結構いるようで(実際でっかいカメラを持ってる人複数)注意書きがあったりしました。

 ちょっと体調が悪かった時に寄ったので、ここではついこんなものを頼んでしまいました。

 「日本の朝食」おにぎり卵焼き豆腐に味噌汁〜にサラダ。

これはまあ・・自分で作れるよな・・と思ったりもしましたが、やはり調子が悪い時にこういうのをちょっと入れるとホッとしました。ここのコーヒーも良さげらしいのですが、ミントティーで。

ちょっとしたソファーがある小さなスペースで、知らないイギリス人おっさん二人組と、読書ガール風お姉ちゃんとテーブルをシェアして、しばしぼんやりした時間をすごしました。

他にもタコライスやうどんのサラダ、カツサンドといった和風カフェご飯もあります。ここのスタッフの兄ちゃんのちょっとなめくさった感じの態度がちとカチンと来たのがマイナス40点。

 スカンジナビア系カフェ:Nordic Bakery

37b New Cavendish Street, Marylebone

最近スカンジナビア系のレストランやら流行ってますね。滞在先界隈でも何軒かそういうお店やカフェを見かけましたが、行ったのはこちら。

このお店もロンドンに4軒店舗があります。こうやって見ると、行った店どれもある意味チェーンだな!

焼きっぱなしのケーキ、シナモンバン、ライ麦ベースのパンなどシンプルで素朴な感じ。もちろんスモークサーモンのサンドイッチやサラダなんかもあります。インテリアも木と青が基調でほっとする感じ。

ここでは初めて見かけた「カレリアパイ」を試してみました。なんでもフィンランドのものらしい。

ライ麦のベースの中に入っているのは、砂糖とミルクで煮た米、っていうかライスプディング。その上に、なんとゆで卵とバターを混ぜて作るスプレッドを載せて食べるという、スターチ・オン・スターチ、ポテサラパンか焼きそばパン的な感じもするパンというかパイです。

実際食べてみると、ライスプディングの部分の甘さはそんなに無いので、なんとなく優しいマヨネーズがかかった何かを食べているような感じがします。これは初めてで面白かった! 

 ここのベーカリーは料理本も出していて、つい買っちゃった。

Nordic Bakery Cookbook

 そして見よう見まねでこのカレリアパイ作ってみました。

 あれーなんかちょっと違うな〜〜〜。分量通りやったんだけど!

でも本に載ってたパイの写真の色もこんなんで店で売ってたのとちょっと違ってた。レシピ違うのかも。でも実際食べるとヤバイ!かなりクセになります。

 

Nordic Bakery Cookbook

Nordic Bakery Cookbook

 

 

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