愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2016ロンドン⑰ ロンドンキッザニアで今年も出稼ぎ

 

 

去年に引き続き、今年もロンドンキッザニアで合法児童労働してきました!去年はまだオープンしたてだったキッザニア、当時の様子はこちらから。

marichan.hatenablog.com

 今年はお友達のSちゃん、そしてSちゃんのご近所さんのスペイン3きょうだい、A君M君Sちゃんも参加して、大所帯で行くことに。

日本のキッザニアららぽーとの中ですが、ロンドンのキッザニアはShepherd's Bushにある巨大ショッピングモールWestfieldの中にあります。

日本のようには全く混んでいないので、チケットは当日出向いてそこで買っても全然大丈夫です。ただオンラインで事前に買って行ったほうが多少安くなります。

 

london.kidzania.com

 

午前午後の入れ替え制ではなく、入場した時間から滞在時間をカウントダウンしていく時間制なので、好きな時間から始められます。夕方行くと安くなるなど色々オトクなプランも用意されてました。

設定はどこのキッザニアも似たような感じでしょうか。これは出口のほうから撮ったブリティッシュ航空の飛行機。もう勝手知ったるキッザニア、まずは入管風の入り口で電子リストバンドをもらい、あっという間にお仕事開始です。

お仕事その1 ブリッティシュ航空のキャビンアテンダント

去年はパイロットに挑戦したので、今年はCAをやる!と女の子3人はCAの列へ。スペインきょうだいのお兄ちゃん2人はパイロットの列へ。

帽子がめっちゃ可愛い・・・!!

一通りトレーニングを終えた後、保護者は飛行機の中に入ってCAからのサービスを受けたり、アナウンスを聞いたりすることができます。

日本でANAのCAも経験した小さいさん、仕事内容も勝手知ったる感じになっていて、他の子供に話すタイミングを促したり微妙にベテラン風wパーサーかw

最後はカートを押して、うやうやしくフルーツなどのスナック(もちろんおもちゃ)を持ってきてくれました。

お仕事その2 外科医

「では、始めます」

ちびっこ外科医のみなさんで、なんと肝臓移植です。サックリ体を切って、素手で肝臓鷲掴み!w

お仕事その3 救急救命士

他のお友達はその後消防士の列に並びましたが、それはもう以前やったからいい、とマイペースに自分の好きなことをやる小さいさん。外科医の後はそのまま救急救命士もやってみることになりました。

消防士の働く火災現場に、救急車に乗って急行します。両手には、何か手動で使う呼吸器のようなものを捧げ持っている小さいさん。

火災現場では消防士が消火活動、警官が現場の警備にあたっています。怪我人の役の人でもいるのかな、と思ったら、そこらへんにいた保護者を捕まえて、なぜか腕をラップでぐるぐる巻きにし始める救急隊員達w

ロンドンキッザニアはこんな感じ。

お仕事その4 ファッションモデル

H&Mがスポンサーのお仕事。といってもファッションショーをするのではなく、吊るしてある子供服やアクセサリーの中から好きなものを選んで、自分で勝手に着替えていき、ポーズして写真を撮ってもらうというもの。

ヨーイドン!

ポシェットさげて、エクステつけて、シャツを着て、あんまりモードっぽくはなりませんでしたw

面白かったのは、今回やったお仕事のほとんどが報酬をもらうものだったのですが(ものによっては、こちらが参加費用を払うものもある)、その中でも支払われるキッゾ(キッザニアで使える仮想通貨)が一番多かったのが、外科医でも何でもなく、このファッションモデルでした。何か社会を反映してるんでしょうか・・・ね?

また小さいさんはその後暫く「H&Mでお買い物したい」と言い続け、すっかりそのマーケティング戦略にはまったようです。こういう所でスポンサーになるって、意外と効果あるもんなんですね。

お仕事その5 ホテルメイド

H&Mの隣にあった、ドーセットホテルでもついでにお仕事。中にレセプションデスクがあり、子供達はその奥の部屋に消えていってしまったので何をしてたのかは見えませんでした。

後で聞いたら、日本語を喋るお客さんがビデオに出てきて、ぐちゃぐちゃなホテルの部屋をみんなで片付けた、そうです。っていうか自分のぐちゃぐちゃな部屋をまずは片付けてくれww

お仕事その6 スーパーのレジ係

去年もやったスーパーのレジ係。今回はSちゃんと一緒にお客さんの購入したアイテムをチェックアウト。

お仕事その7 アイスクリーム工場

去年はチョコレート工場のお仕事をしてみたのですが、なぜかこちらがキッゾを支払わなければならず、またお仕事をした後にチョコレートをくれるわけでも無かったのでちとがっかり。チョコレート工場は避けたほうがいい!とみんなでアイスクリーム工場へ。ウォールズというユニリバー系列のアイスクリームメーカーです。イギリスでもビエネッタとか売ってるらしい。

ここではみんなで材料を混ぜ、凍らせたアイスクリームをスプーンで一口づつもらってました。

お仕事その8 ニュースキャスター

今回親的にはグッと来たのは最後にやった、ニュースキャスターのお仕事!ロンドンキッザニアでのスポンサーはBBCでもITVでもなく、アルジャジーラです。

お仕事はトレーニングも含めて30分と結構長丁場。画面の切り替えをするスタッフとニュースアンカーの仕事に別れます。カンペを読めなそうな小さな女の子が裏方仕事をすることに。

クロマキー!!

小さいさんと、もう一人の女の子がアンカー役、もう一人の男の子がスポーツとお天気お兄さんで出演です。ちゃんとニュースの音楽がなり、キッザニアで起きたニュースを読み上げていきます・・って、ずいぶん2人ともたどたどしかったけどw

最初のニュースはキッザニアで起きた火事のニュース。目撃者をゲストにして何が起きたかお話願っていますw

 でもちゃんとした編集、ちゃんとした音や映像を使うもんで、見ている親としてはウッヒャー!となかなか感動ものでした。残念ながら放送した内容は録画で貰ったりはできないんですが、ビデオ撮影OKでした。

お仕事終了!!

というわけで、今回はほぼ全てのお仕事でお金を稼ぎ、随分お金持ちになった小さいさん!他のお仕事をしていたお友達と合流して、最後はショッピング。

 キッザニアの面白いところは、キッゾで買える商品がかなり高額な割にしょぼいことなんですが、今回も高いキッゾを出して小さいさんはガラクタを2つお買い求めになりました。

ロンドンキッザニア、だいぶ良くなっていた!

去年はオープンしたてだったからか、手際の悪さやテンションの低さなどが目についたロンドンキッザニアですが、1年たってからの再訪で、結構改善されているように思えました。

チケットブースにいたお兄さんや、アルジャジーラを担当していたお兄さんなどは特に、子供が喜びそうな手品やトリックを知っているなど、去年のテンション低いスタッフに比べて、子供のツボを押さえているような感じの人がぼちぼち見受けられました。

火災現場でも、ただ行って消火するだけでなく、スタッフのお姉さんが声が枯れるんではないかという大熱演で、爆発するー!伏せろー!と臨場感たっぷりに演技していたり(ロンドンの火災現場は小規模の爆発が起きます)。

前回のようにダラダラ待たされることもなく、充実したお仕事8つこなすことが出来ました。

出口のところにアンケートもあったのですが「他のキッザニアに行ったことがありますか?そこと比べてロンドンはどうですか」なんて項目もあったり、色々改善しようと努力してるっぽい。

そういえば今年、東京のキッザニアに行った時も、外国人の関係者みたいな人達がノート持って視察に来ていたな〜。

一緒に行ったお友達も大満足だったロンドンキッザニア、また行く機会があるといいな。