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愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

白トリュフの季節です

秋です。

 

あちこちで柿やかぼちゃや、松茸も売りに出される季節になりました(さすがに普通のスーパーには無いけど、ローカルの八百屋ではたまにあるのです、さすがベイエリア)。

 

そして秋の味覚といえば・・白トリュフ

 

・・なんていうほど慣れ親しんだ食材ではないんですが、せいぜいトリュフ風味のオイルとか、そのオイルがかかったフレンチフライ位でしか、普段はお目にかかることはないんですが・・・

 

先日、お友達に誘ってもらい、毎年期間限定で白トリュフメニューを提供しているイタリアンレストランで贅沢な女子会と決め込みました。

 

Redwood CityにあるDonato Enoteca

 

このお店、以前イカスミパスタがある!というので、私の周囲の日本人の間で話題になったお店です。イカスミをパスタに練り込んだものはあるんですが、ソースにイカスミが入っているパスタを出すお店って、なぜかここらへんで意外と無い。そして、日本人って意外とイカスミ好き。ただし、最近はこの店にもイカスミは無いみたい・・。

 

しかし、白トリュフはあるぞ!

 

毎年この季節におイタリアから取り寄せたトリュフを使ったコースメニューを特別提供しているとのことで(要予約)、私は今年初参戦。

 

トリノ近郊、アルバから取り寄せたという白トリュフ、今年はなかなかのクオリティなんだとか。ピエモンテって、トリュフの産地なんですね・・知らなんだ。アルバではトリュフ祭りなんていうのもあるらしい。

 

ベイエリアでも久しぶりの大雨の夜。でも美味しいもののためならと、みんな方方から運転して集まりましたよ。

 

CARNE CRUDA PIEMONTESE

 

ビーフタルタル的なものです。使っている岩塩がいい感じに効いていてとても良かった。上に突き刺さっているのは、サルディニアのクラッカーのような薄いパン、カルタムジカ。最近このパン、嬉しいことにトレジョでも売っている・・。

 

そしてその上にコレでもかと乗っている白トリュフ!松茸も粉末のお吸い物しか飲んたことが無く育った私ですが、この香り高さは驚異的でした。

 

TAJARIN

次のコースは、ラビオリか、リゾットか、このタヤリンと呼ばれるパスタからのチョイス。ラビオリにするかで迷ったら、こちらが一番シンプルで美味しくトリュフを味わえるからとオススメされました。

 

このパスタ、通常はタリエリーニと呼ばれるものですが、ピエモンテの方言ではタヤリンと呼ぶそう。大昔にピエモンテの山奥村に行った時も、タヤリン食べたなあ。

 

本当にシンプルなバターソースのパスタに、これまた白トリュフのお味が広がって、これは大正解でした。

 

FILETTO DI MANZO PIEMONTESE IN PUREA DI PATATE

フィレミニヨン、トリュフエッセンスが入ったポテトピュレー、ローストしたキクイモ入り。そして上にはこれまたトリュフ。

 

実は歳を取るにつれて、コースメニューを頂くのが辛くなってきている。

 

もうそんなに量が食べられなくなってきている、というのもあるかもしれないけれど、子供が出来てから長時間テーブルについてゆっくりゆっくりご飯を食べるという行為自体が(子供がその場にいなくても)苦痛になってきた、というのもあるし、

 

それになにより、コースで一番ワクワクするのって、前菜やデザートなど、なぜか「メインディッシュ以外」だったりするんですよね、なぜだろう。肉ー!魚ー!どーん!っと出てくるメインよりも工夫があったりする気がする。

 

このお肉はすごーく柔らかくて美味しかった、けど最初の2皿ほどは感動せず。お腹が一杯になってきたからか?ちょっと塩も足りず。ってなんて贅沢な。

 

BUNET ASTIGIANO

アマレット(というクッキーを下に敷いて散らしてある)、コーヒー味のカスタードのデザート。

 

このお店のシェフもピエモンテ出身だそう。陳家がトリノ周辺をウロウロしたのなんて、もう随分大昔の話だけれど、ちょっと懐かしくもなるようなピエモンテのお味を堪能しました。

 

アルバ産のトリュフは、犬を使って探すんだそうです。トリュフの値段は時期によって価格が変動しますが、このサイトによると現在、20グラム、よ、450ユーロですって?!?!?!読み間違えてないよね?!?!?!これをアメリカに持ってくるとなると、もっとか・・・。

www.tuber.it

 

しかし一方で、トリュフは収穫した瞬間から香りがどんどん落ちていくらしいので、やっぱり近場でとれたものを素早く消費したほうが、理にかなっていそう。実は最近ナパのほうでもトリュフを収穫するようになっているらしい。ちょっと見たところだとやはり黒トリュフのほうっぽいですが・・。

 

1月にはナパ・トリュフフェスティバルなんていうのもあるらしいぞ!・・・って、そこまでトリュフ好きかといわれるとアレですが、調べちゃったからにはちょっと気になってきた。

 

どっちにしてもちょっと散財してしまったので、しばらくはおかずは塩だけです。