愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2016日本滞在記⑨ 水族の館再び

子供をどこかに連れて行きたいけど、夏の日本は暑すぎる(西海岸の気候に慣れすぎた私達が弱すぎるだけか)。あまりの暑さに、子供がアメリカにいる時にはほとんどやったことがない「地団駄」ふんで泣いたくらいでした(苦笑)。
 
上野動物園も行きたかったけれど、暑さと混雑を想像しただけでゲンナリしてパス。去年は大洗のにお世話になりましたが、今年は品川にいる水族のお世話になることにしました。
 
その前に腹ごしらえ。なぜか思い立って品川プリンスホテルの屋上にあるTop of Shinagawaに向かいました。眺めもいいし、サンフランシスコ生まれの我が子に、ザ・都会、東京砂漠はこんなものぞ!というのを見せてやろうかと思いまして。
 
このラウンジというか、レストランの年季の入ったインテリアも素敵です。眉毛を細くして座りたい。
 

 

 
 
写真が下手で東京砂漠の荒涼感が伝わらない、でも新幹線が見えるよー!
 
 
ランチはビュッフェスタイル。予約無しで踏み込みましたが、入り口でインターコムつけたホール係の兄ちゃんがしばらくシークレットサービスなみにごにょごにょ通信した後、窓際のいい席に案内してもらえました。
 
学生時代ホテルのビュッフェの配膳バイトしていたことあり、なんだか裏の嫌な感じのイメージばかり残ってしまって、ビュッフェなんぞまず行くもんじゃないと思っていたのに、つい行ってしまった。ここも食事はそれなりでした。なんとなく、私が子供の頃祖父母に食べに連れて行ってもらった頃の味に近いような。インテリアもあいまって、全てが昔っぽく懐かしい感じ。
 
眺め良し、子供が喜んだってことで良しなのだ。
 
 
 
さて、品川と名のつく水族館は2つあるとのことですが、今回はアクアパーク品川に向かいました。プリンスホテル内にあるので、アクセス良し。結構こぢんまりした水族館とのことだったのですが、これがなかなか、子供にはピッタリの場所でした。
 
入るなりなにこれ素敵ー!冷房も入ってて素敵ー!
 
 
 
入ってすぐの所に海賊船やメリーゴーランドなどの遊園地風施設あり、子供は速攻で惑わされて取り急ぎメリーゴーランドへ。アニメ声のお姉さんが四六時中何か喋ってます。

 

 
ここで一番楽しみにしてたのは、イルカのショー。365度ぐるっと水槽を囲んで座席があり、どこからでもよく見えます。全ての展示をスルーしてまずはこれを見に行きました。

 

 
何か和をテーマにしたショーでした。
多分イルカがやっていることは毎回同じなんだとは思いますが、音楽や構成でうまいこと演出しています。
 
 
去年大洗に行った時も思いましたが、イルカもわかってるんでしょうか。ショーが始まる前はダラーっとしていたとしても、ショーが始まるとそれはそれはびしっと誇らしげに演技を始めるの。そして泳ぐスピードの早いこと早いこと。時々乗っているお姉さんが壁に激突しないか心配になるほどです。
 
それにしてもどうやってトレーニングしたらあんなに飛んだり回転したりできるんだろう。子供のお遊戯会でも泣かないのによそのイルカの演技みてたらなんだか涙が目のはしにじわっときてしまう。
 
イルカのショー、前の数列の席はイルカに思い切り水をかけられる席。水槽を円形に囲んだ形となっていますが、イルカも意識的に正面席に向かって水しぶきをあげていました(ってそう指示されてるだけだけど)。
 
それで安心したのか3−4歳の子供ばかり、正面からはずれた席の前のほうにじわじわと移動。と思ったら最後の最後になって子供達の目の前でばっしゃーんとイルカがダイブ。子供達はピンポイントで大波のシャワーを浴び、ずぶぬれ号泣しながら蜘蛛の子を散らすようにママの元へ・・・それをみてつい大爆笑してしまった・・。
 
でもそこはぬかりのない日本の水族館。濡れた人にはちゃんとタオルのお貸し出しがあります。前に座る人にはちゃんとカッパも貸してくれます。さすがお・も・て・な・し
 
結局時間を置いて同じショーを2回見てしまいました。
 
魚の展示も色々工夫されていて、水槽自体がタッチパネルになっていて、さわると説明が表示されたり。
 

 

 
そして幻想的なクラゲの展示。
 
 

 



多分閉館時間になって掃除とかする時には蛍光灯がついて、ものすごいがっかりするような内装なんだろうけれど、暗くして電飾つけるとなんて幻想的でロマンチック。

どうも子供がいると子供目線で、子供が喜ぶ場所をピックアップしているつもりでも、特に日本では幼児スポットとデートスポットが被ることが多い気がする。

平日なのに(平日だからか?)カップルも沢山、本当は水族のことなんてどうでもいいんだろうけど、子供達がわーきゃー言っているなかでこういうのをみて盛り上がっておりました。ディズニーランド行った時もそう思ったけど、確かに若い時にディズニー行った時、周囲に子供があれだけいるってことは全く意識になかったなあ。


というわけで、今年も水族の皆さん暑い中ありがとうございました。

 
そういえば今回はあまり魚を見ても調理法を考えたりすることはありませんでした。