愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

2016日本滞在記⑤ 大阪がすごいことに

新喜劇以外で大阪で出来たこと。
 
新大阪についてとりあえず食べたたこ焼き。新大阪駅のたこ昌。ここはまず地元の人は行かないでしょう、どちらかというと新幹線でやってきたガイジン・・じゃなくて、関東の人とかがとりあえず大阪っぽいもん食べとこ、って感じで行くんじゃなかろうか。
 
実際お店の中も標準語ばかりが聞こえて来た。
 
 
ばーばは明石焼きを。忘れもしない、始めて明石焼き食べたのは、毎年おばあちゃんに連れて行ってもらっていた宝塚歌劇の劇場内にあった店だった。子供にはやっぱりソースのほうがいいよなぁ・・とそれからも明石焼きはちょいと苦手。
 
 
大阪で食い倒れをやったのはもう7年も前の話。また家族でじっくり行かねばな。
 
祖父母の家は阪急沿線だったため、子供の頃買い物といえば梅田の阪急、が定番だった。JRもよくわからないし、大阪駅でもこっち側はほとんど行った記憶がないのだけれど、「大阪駅のまわりが、えらいことになっていた。」
 

 


大阪に限ったことではないけれど、日本の商業施設ってすごいな。こんだけ店があって、そしてどわーーーーってどこから湧いて出た?と思うほどの人がやってきて、ああ経済がものすごい規模で、しかしえらい細かい感じでまわっている、と感じてしまう。

施設内にあった、Active Lab。企業や大学が開発中の技術を体験できるところ。この時は中途半端な音声認識技術とかが展示されてた。


とにかく外が暑くて暑くて、子供を遊ばせることができない。で、「ボーネルンドあそびのせかい」というおもちゃ屋の奥にあるプレイエリアに行って来た。それなりにお金がかかってしまうんですが、5歳の子供でも楽しく遊べるような遊具が色々あって、結構な時間過ごすことに。

 
ここの素晴らしいところは、子どもと一緒に全力で遊んでくれるスタッフの人がいるところ。我が子もここでスタッフの兄ちゃんと、仲良くなった女の子と汗だくになって走り回り、随分発散できたみたい。

 


大阪駅前のヨドバシカメラ、駅前なのにたどり着かないとか色々伝説があるみたいだけど、なんやら普通に地図見て案内表示みて歩いてたら迷わずどこでもいけた。

今回は駆け足だったので、目的地にターゲットを絞ってぽつぽつとしか移動しなかったし、駅前ばかりにいたのでアレだが、昔に比べて大阪の大阪色が薄くなったなぁという気もする。

子供の頃は電車に乗っていても、もっと空気が大阪弁でうねっていて、標準語をしゃべろうなら目立って仕方なかったけれど、車掌さんも乗客も、大阪弁じたいが標準語っぽくなって薄くなっている気がする。関東からの人の往来も昔(ここで言う昔とはそれこそ80年代w)よりは増えたこともあるだろうけど・・・ぐ、グローバライゼーション?

宿は新大阪駅のレム。新幹線が見える部屋。今回は阪急に乗れなかったのが心残り。梅田のホームに電車がどわーって入ってきて、「只今到着の電車は、準急宝塚行です」ってアナウンスが高らかになるのがすごく好き。このアナウンスも今は今っぽいマイルドな声になっているけど、80年代はまだまだ、昔風の張った感じの声のアナウンスで、それがなんだか忘れられない。

変わりゆく街、心の中にだけ残る街の風景。