愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

日本に行って来ました⑧ 宮島や ああ 宮島や

 

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・・芭蕉が行った所だとずっと勘違いしていました。

広島に行くなら、何をみればいい?と誰に聞いても言われる「やっぱり宮島でしょう」

つい最近引っ越したばかりの弟に広島の見どころを聞いても「見どころー?えー、宮島ぐらいしかねーなー」

やっぱりずばりここなのか、それくらいしかないのか。

そんな疑問を胸に抱きつつ、広島到着翌日弟一家にやっぱり連れて行かれたのはミヤジマ。弟家族、じーじばーば、私と小さいチャンの総勢8人でバンに乗り込み、隣町の廿日市市へ。車の中は鼓膜が破れるかと思うほどの大騒ぎ・・。

フェリーにちょいと乗って、向こう岸へ。

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ハイパーな子供達がどわーっと走っていくのを追いかけた先に・・


待っていたのは、カキフライ・・・じゃなくて

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こういう感じの風景。ああ、懐かしいいい感じ。
人さえ、人さえこんなに沢山いなければ(写真ではわかりづらいが、すごい人ごみだった)

 

 

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鹿が、鹿が・・・


こらっ!

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この世の極楽浄土、厳島神社。ちょうど訪れた頃合いは干潮だったので、水不足のカリフォルニア風の様相しか見れなったのがちと残念ではありましたが、


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ギリギリ鳥居の周囲には水があり、カヤックでアプローチする集団も。
 

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本当に人のいない夜なんかにここにいたら、どれだけ幻想的で極楽浄土チックなんじゃないかと想像します。

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人が写り込んでない写真ばっかりだけど、本当に自分のペースで前に進めないぐらい人がいた!ツアーの人も大勢いたけれど、あといかにもお参り作法に長けてます、みたいな感じの神社参拝女子もちらほら。もう、神社の入り口からお辞儀して入るところからして玄人風。あと、全然関係ないんですが、旅行といえば色々歩きまわるし、神社の砂利道なんぞも歩きにくいだろうに、ここぞとばかりに結構なヒールをはいているおばさまグループが結構いたのも不思議でした。足大丈夫だろうか。

 

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どんな神様でも、お酒が好きな神様はいい神様だ。

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毛利さんが後で付け足したという能舞台

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いったん神社の境内を出ます。

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途中で通り過ぎた歴史民俗資料館の佇まいが素敵すぎた。こういうところに、なーんもモノを置かないで住んでみたい。

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君達は神社なんて本当はどうでもいいんだよね、という子供達を懐柔するべく、向かった先は水族館でした。今回の旅、結構水族のお世話になっています。

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再び鳥居のほうへ。

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足がぬかるみ、潮干狩りの様相。実際水が引いたところから、小さなカニが顔を出したりしていました。

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気がつけば、この鳥居の写真ばかり何枚も撮っていました。

ランチは宮島錦水館にて、穴子飯ー!にカキフライー!

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この後は、おみやげ屋さんをかき分けて帰ってきたわけですが、広島行くならやっぱり宮島、さすが宮島。世界遺産日本三景で、何しろこの世の極楽浄土の看板に偽りなしの美しさでした。しかし広島といえばやっぱり宮島ぐらいしかねーからか、人の多いのには閉口しました。いつか満潮時にあの神社を貸し切りで堪能してみたい。


***



・・・実はアメリカに帰ってきてから、ハッと思い出したことがあります。

ちょうど私が4−5歳の頃、怖い夢ばかり見ていた時期がありまして、そしてなぜかその夢がいつもクラシックで、宗教チックなものだったので余計怖かったのを覚えています。

そばがらの枕に耳を押し付けて寝ると、自分の鼓動が枕のそばがらに共振してザッ、ザッ、と音がするのですが、うとうとしているとその音が、菅笠をかぶり黒い袈裟を着て砂利道を歩く2人のお坊さんの足音になって夢に出てきたり。当時その存在を知っていたのか不思議ではあるのだけれど、丸い火鉢の上を飛び越える夢を見たり。寝ていて目がさめると陶器でできたお坊さんが目の前にいて、自分を拝んでいたり。大きな鳥居の上に自分がしがみついており、その鳥居が風が吹くたびに地面すれすれまでしなりまくり、降りようにも降りられずただひたすら怖いという夢をみたり。

しかもそういう夢から目覚める時に、仏壇でならす「チーン!」みたいな音がしたりするんです。一休さんがひらめいた時みたいな。一度はその音があまりに大きくて、目がさめてからも耳元でその残響がわんわん言っていたことも・・・。

そして今でも忘れられない夢ナンバーワンが、漆黒の夜の闇の中、池だかなんだかの水の中に、蓮の葉や花と一緒に自分もぷかぷか浮いている夢。あまりに暗闇で水面が真っ黒に見えたのを今でも鮮明に覚えているのですが、そんな風に水に浮かんでいる目の前にあるのは、朱色の枠組みと廊下のある建物。中にぼんやりと明かりがともっているのがとても綺麗なのだけれど、中の様子は見えずとても静かではあるのだけれど、中で鬼が宴会をしているということをなぜか自分は知っていて、ただただ水に浮かびながらその明かりをぼんやり見つめている・・という夢でした。

あまりにシュール、でも水面に浮かぶ蓮やら、行灯の光やら、鬼の宴会やら・・と、幼稚園児にしてはあまりにも古典的なアイテムばかりが出てくる夢だったのも不思議なのですが、前に「千と千尋の神隠し」を見た時に、ああ、なんだかあの夢に似ている!と似たような世界観が存在するんだということに多少納得&安心したのです。が、

ハッ!あの夢に出てきたのって、ずばりここだったんじゃないか・・と今回日本から帰ってきた後で気が付きました


 

ココ!
 

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ああ、できれば満潮時の夜、人がまったくいない時にここに行って、あの夢が本当にここだったのか確認してみたい。