愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

日本に行って来ました⑤ キッザニアで合法的児童労働

臨海副都心で、我が子を働きに出してみました。

豊洲にあるキッザニア、子供が仮想都市の中で、実際のお仕事を体験することができるテーマパークです。航空会社とか、裁判所とか、色んなお店とか、実際の企業がスポンサーになっていて、本当の仕事のミニチュア版を体験できます。

通常だと、とっても混んでいるそうなのですが、夏休み前の6月しかも平日だったのでかなり空いてました。朝一でキャラクターが踊りだした時なんて、こんなにガランガラン。

 
日本語で指示を出されてわかるかな?と多少の心配はあったものの、小さいさんは、一番最初にやった「ファッションデザイナー」のお仕事が、一人だけの参加だったので、マンツーマンで教えてもらい、それでなんとなく要領がわかって安心したようです。
 
この後お花屋さんで「フラワーアレンジメント」、出光のガソリンスタンドでの「サービススタッフ」

 

 
ちっちゃい制服着て、オーライ、オーライと車を誘導するわ、タイヤ点検はするわ、掃除はするわガソリンは入れるわ・・。いっちょまえにちゃんと仕事をこなしているのを見ると、親は「ふわぁぁぁ〜〜」となっちまいます。昔出光でバイトしてた知り合いによると本当にこんな感じだったみたい。
 
そして、小さいさんの夢の職業だった消防士にもなれた!
 

 

 
消防署で訓練、そして訓練中に火災警報がなり、ちっちゃい電気自動車の消防車に乗って、火事現場に出動。ジャージャー水かけて、消火活動して帰ります。消防車の助手席に乗せてもらって、「ショウボウシャガ、トオリマス。ごチュウイクダサイ」とアナウンスもさせてもらいました。この消防士が一番良かったなあ。
 
この他にも時計台でポンポン持ってダンスパフォーマンスしたり、
 

 

 
看護婦さんになって赤ちゃんのお世話をしたり。

 


「あやちゃん」という名前の赤ちゃんをお世話したようです。そりゃもうぎこちない手つきで子供が赤ちゃんを抱っこし、着替えさせたり、おむつ替えたり、ベビーマッサージやら沐浴までさせているのをガラス越しに見てたら笑いが止まらなくなってしまいました。


歯医者。横で見ていたこの男の子のおじいちゃんが、「ああいう格好してると、賢そうに見えるなあ」って。確かにw


最後は、クロネコヤマトの宅急便。このお仕事をやるのに並んで待っていたら、仕事の途中でどわーっって走って逃げ出した兄弟がいて、それをスタッフが必死に追いかけていました。ちゃんと人の話をきいて神妙に仕事する子供ばかりじゃないだろうな、こりゃ大変そう。


スタッフの人達は、子供達に仕事を教えてくれたり、色々指導してくれるけれど、子供を子供扱いせず、話す時もまるで大人に話しかけるような感じで対応していたのが印象的でした。とにかく子供の自主性と自立心をとても大事にしている感じで、子供が働いている時は、親はあくまで遠くから見守るだけで、手を貸したりはできません。子供の作業をガラス越しやビデオ越しにしか見られないものもあるし。

私も最初は日本語のインストラクションわかるのかしら、なんて思っていましたが、子供はスタッフの人に「自分は日本に来たばかりでそんなに日本語得意じゃないの、赤ちゃんのお世話も得意じゃないの」みたいなことを言ったりしていたようですw。並んで待っている時に子供同士で名前や歳をききあって、仲良くなっていたりもして、楽しそうでした。親はとにかく遠くから見守りつつ写真を撮る係、または子供をドロップしたら後はラウンジでのんびり待ち係に徹しますが、親も見ているだけなのにすごく楽しかった。

曜日によっては、英語で体験できる日もあるらしいのですが、普通の日でも、仕事をしながらちょっと英語のフレーズを覚えてもらうため、ところどころの会話に英語のフレーズを混ぜ込んでいました。しかし、時計台の上でのパフォーマンスの後、お客さんに時間を知らせる時なんかは、小さいチャンも一生懸命言われた通り日本語アクセントで「いっつ、いれぶん、おーくろっくぅ!」と叫んでいてガクッ。そういえば日本でカタカナ英語を聞く機会も多かったのですが、子供の耳にはそれは英語を日本語なまりで言っているとは聞こえず、全く別の日本語の単語と認識されていたことも多々ありました・・。

英語云々の部分はともかく、とにかくキッザニアのコンセプトは素晴らしい、よく出来てる!入場すると、キッゾという仮想通貨をもらい、それでモノやサービスを買ったりすることもでき、仕事をするとさらにキッゾがもらえます。後に友達から聞いた話によると、他所の国のキッザニアでは(キッザニアの発祥地はメキシコで、世界各国にある)最初に子供にお金を渡し、さんざん散財させていったん一文無しにさせてから働きに出すんだとか。ほんとかどうかは不明ですが・・。

日本ではそこまで徹底してませんでしたが、子供が働くというのはどういうことか、ちょっとでも体験できるのは素晴らしい。あと親としてみれば、自分の子供が可愛いミニチュアの制服を着てそれらしく仕事したりお辞儀したりしてる姿を見るのもたまらんかったです。もちろん、専属カメラマンの人が撮ってくれた記念写真をばんばん買い取ってしまいましたよ。世界中にあるのに、まだアメリカにはないのが残念。できるらしい噂はあるんですが。