愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

断捨離


毎日朝はばたばたと起きて子供をデイケアに送り、慌ただしく仕事をして7時すぎに帰宅。ばたばたとご飯を食べ、子供と遊び、追い掛け回してお風呂に入れ、寝かしつけるともう9時過ぎ。子供が寝てしまうとあまり大きな音も立てられない間取りだし、私達も10時を過ぎると眠くなってもう何もできない・・・。せっかくの週末はなんとなく掃除をしたりして過ごすものの思ったよりもキレイにならないし、気がつくと日曜日も終わりまた仕事に戻るのか・・・と思うと不毛なキモチになってサザエさん症候群を発症しそうになったり・・・という状況が数ヶ月続いておりました。仕事も思ったように身が入らず、ある日とうとうキー!と爆発。もう仕事やめる〜〜!と騒いだものの、それはお財布が許してくれる訳もなく・・・(涙)。


そんな時に同じ会社のママさん達から受けたアドバイスが、生活の中でも優先度をつけて、アウトソースできるものはしちゃいな!ということでした。特に家事の中でも、お掃除。確かに我が家、料理とかは好きなんですが旦那も私もイマイチ掃除が苦手。私は汚いところは目につくのに、なかなかうまく手がでない。旦那は汚いところも気が付かない。で、私は家に帰ると家がごちゃごちゃしてて余計ストレスがたまる・・・という悪循環だったので、この際思い切って、お掃除サービスをお願いしてみることにしました。


サンフランシスコにはお掃除会社みたいなのも沢山あって、中にはクロゼットや生活全般の整理整頓の見直しコンサルティングまでしてくれるところもあります。そんなところにも電話したりメールしてみたりしたんですが、評判のいいところは忙しいのか返事さえくれなかったり、日程が合わなかったり。あとはここらへんではお掃除サービスというとメキシコ系の移民の人がやってることが多い。オフィスの掃除もだし、家の掃除を個人でやっている人も多数。ただ定期的にお掃除を頼むとなると、平日家を開けている時に入ってもらって掃除してもらう、ということになるので、信用も大事だし鍵のアレンジが色々面倒臭い。ああ困った誰に頼めばと大家に相談したところ、大家がお願いしているというお掃除の人を紹介してくれました。


多分年齢は私ぐらいのメキシコ人のお姉ちゃん(うーん、年齢が同じ位だとおばさんとはやっぱり言えない!)。大家の自宅に加えて、私達が住んでいるアパートにもクライアントを既に6件ぐらい持っているそうで、フロントドアの鍵も既に持っているし、うちの建物の中に掃除用具ロッカーを持っているというのでそりゃあ渡りに船とばかりにお願いすることに。2週間に1度来てもらうことになりました。


早速先々週大家から直接鍵をもらって私達がいない間にお掃除しておいてくれていたのですが、これが奥さん、床やカーペットや水まわりだけじゃなく、冷蔵庫の中から電子レンジの中から、何から何までピッカピカ!ベッドの上にこちゃっと置いてあった洗濯物もたたんであった・・・(スミマセン)子供の指紋だらけになっていたテレビもキレイに拭いてあったし、ああさすがプロ。お願いして良かった。気になるお値段は4時間で70ドル。まあ外食を何度か我慢すれば・・・という感じです。何しろ精神衛生上良い。そして余ったエネルギーを、掃除では実現できないインテリア再考とか、断捨離とかに使えます。早速クロゼットの中身を見なおして、紙袋4袋ぐらいのいらない服を寄付しちゃいました。いやーすっきり。


しかし我が家には怪獣がいるので1週間もするとカーペットには乾燥した米粒がべっとり、リビングにはおもちゃが散乱・・という状況にはなっておりますが・・・・。うーん、ちょっとづつなんとかすっきりさせたい!そして目指すはスカンジナビアンと、おフランス風が混じったインテリアでございます。って、果たしてできるのか?!