愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

海・ヤギで驚いたこと


7月に行ったマウイ旅行記の続き。マウイで何をしていたか、とても一生懸命思い出さないといけないくらい、特になにもせずぼーっとしていた気がしますが、大体午前中は子供をプールかビーチに連れて行ったりしていたような、いなかったような。


私達が滞在していたキヘイは、なんだかイメージしていたハワイの気候?とはうらはらに、偏西風か何かがかなりびゅーびゅーと吹いており、コンドの目の前に植わっているやしの木がものすごい勢いでしなっているようなところで、目の前の海の波もけっこうざっぱーん!どーん!とそれなりにハゲシかったです。大人だったらこれでもまあ大丈夫ですが、小さいお子様は見るからに無理なレベルなので、子供を海水に浸けたければ、車を運転して「ベイビービーチ」と呼ばれるところまで行くのが吉。ちょっとした岩などでせき止められた、子供向けの水溜りのように穏やかなビーチで島の中にいくつかあります。こんなかんじの↓



思えば家でのお風呂かデイケアでの水遊びぐらいしか水に慣れ親しんでいない小さいさん。お風呂やデイケアでばっちゃばっちゃやるのは大好きなのですが、スイミングもやったことはないし、全く免疫の無いところに水着を着せていきなり海に入れてしまいました。抱っこされてちょっと冷た目の水に入った小さいさん。目の前に広がる果てしない水、水、波の音にびゅーびゅーふく風・・・


びっくりするかな、と思ったもののパニックにもならず泣きもせず、なんとなくしれーっ、ぼーっと抱っこされたまま水の中にいると思うと、なぜか毎回半分寝てしまう。寝るというよりは、いきなりのことに全てをシャットダウンして狸寝入りを決め込んでいるといった感じ?! その証拠に着替えて車に乗ろうとカーシートに入れてパーキングに向かうととたんにニッコニコ上機嫌に!!爆


やはりいきなりは無謀だったかな、とコンドについていたプールでまず慣らそうと、子供が座って乗れる浮き輪のようなのを買ってそれに乗っていただき、水にもっと慣れ親しんでいただこうという作戦にでたものの、プールに何度入れてもやっぱり似たような感じに狸寝入りだった小さいさん。しかしその後、プールに小さいさんよりちょっと年上の男の子が現れたとたん目の色がかわり、その彼が浮き輪をつけてかなり元気にばしゃばしゃやるのを見たとたん、ライバル意識むき出し?でバチャバチャやりはじめたのでした。あーこりゃこりゃ。


しかし海に入れて驚いたのは、マウイ到着後ただちにできたあせもが、あっという間になおってしまったことでしょうか。看護婦さんのお友達があせもは海に入れれば治る!と教えてくれたのですが、思った以上に魔法の効果でした。


このほかにも、マウイ島の山のほうにあるヤギ牧場にいって、ゴートチーズの試食をしてみたり



ハワイ飯、というよりマウイ飯はうーんちょっと、ではありましたがここのチーズは色んなフレーバーがあって、美味しかった!この牧場、ドイツからやってきた夫婦が始めたんだそうです。店先に、ここを紹介している色んな雑誌の切り抜きが貼ってありました。中には日本のもあって、チーズ作りの伝統と勝手知ったるドイツ人がやってるようなことが書いてありましたが、実はどうして、旦那さんはもとソフトウェア企業のオーナー、奥さんはドイツ語の先生で、もともとリタイア目的にマウイに移住してきたんだそう。でも悠々自適の毎日に飽き飽きしちゃったので牧場を始めてみちゃったんだとか。なのでチーズ作りも別にアルムの山のふもとで作っていたわけでも何でもなく、後からリサーチして覚えたんだとか。手作りチョコレートとかも作っていたり、今は宿泊施設も作ろうと考えているんだそう。結構若い人を雇って、いい感じに経営されていました。従業員を大事にする姿を目の前で見たし。マウイにいるあいだ、色んなお店をやっている人の中に結構ヨーロッパ人がいるなーと思ったのですが、リタイア目的にやってきて、結局じっとしてらんなくなる人、多いのかも?!


子ヤギさんもたくさんいて、小さいさんも楽しんでおりました。しかしまたここで驚いたのが、こんなマウイの山の中の牧場くんだりで、会社の同僚、しかもこの後社内転職でたまたま同じチームになった人に遭遇したことでしょうか・・・(苦笑)