愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 親になるって・・・


【妊娠26週】

  • なんとなく坐骨神経痛が復活の兆しを見せているので、今回ははやめに手を打とうと、会社でボーエンというテクニックのマッサージを受ける。まるで北斗の拳のように、ちょっとツボというか秘孔というかポイントを触って、整体のように体を整えてくれるというもの。30分ぐらいですむ。本当にちょいちょいと触るだけなので不思議だったけれど、終わったら確かに体のバランスというか、アラインメントが変わっていた。
  • グルコーステスト再検査。前回は、テスト前無理に炭水化物を控えていたのだけれど、普通の食生活をしていたほうがいいらしいので、全く食べない、というのはやめて、玄米をちょっと軽く食べたりした。朝9時頃にラボに行って、今回は甘いジュースを飲む前にまず血液採取1回。それから甘いジュースを飲まされて、1時間おきに採血を3回。仕事の資料やゲームを持っていって時間を潰した。前回は甘いジュースを飲んでしばらくしたら血糖値がうわーっと上がったようで、椅子から転げ落ちそうになる位眠くなり、なんとなく動悸もしたけれど、今回は何も感じず普通だった。本当に何もないことを祈る。
  • サンフランシスコ郊外にあるベビーストアで、カーシートとストローラー(乳母車)の選び方の講座があるというので、私よりも2週間予定日が先のSちゃんと一緒に行ってみた。種類もたくさんあるカーシートの正しい設置の仕方や、乳母車の選び方などを教えてもらった。ベイビーザラスみたいなチェーンの店ではなく、働いている人が知識が豊富なのがすごい。カーシートは安全性を考えて選ぶのが一番だけど、ストローラーは本当に車を買うのと一緒で、予算やライフスタイルでだいぶ違ってくる。郊外に住むSちゃんと、坂の多い街中で、車もなく生活している私たちでは必要となるストローラーもだいぶ違う感じ。我が家は車がないけれど、タクシーやレンタカーの移動はあるかもしれないので、取り付けが簡単なカーシートが希望。新生児のころは、そのカーシートをはめ込んで使える乳母車が良い。街歩きが多いだろうから、なるべく重くなく、スムーズに押せるものを・・・と色々と考えるけれど、結局どれにしようと悩む。ストローラーの事で悩むなんて、1年前には想像もしなかった・・・
  • お友達の中でも、ここ1−2年に子供が生まれた人が多く(これも数年前には考えられなかったこと・・!)、もうすぐ1歳になる双子の女の子がいるR君、Nちゃんの家にお邪魔して、Sちゃんと二人、女の子用の洋服を山分けさせてもらう。双子のベイビーのほかに小さい犬もいて、もうわーきゃー!という感じである。そんななか子供はサンダルをかじり、犬はオムツ換え用のマットの上によじのぼり、こうやってたくましく育つのだな・・(笑)NちゃんもERのナースなので、ちょっとしたことにはぜんぜん動じない肝っ玉母ちゃん風。洋服を山ほどもらい、もうこの先半年位のベビー服は要らない感じ。引越し準備で、色んなものを処分したいR君とNちゃんの思惑もあり、ベビージムやら、バウンサーやらも頂いた。ほんと、先輩パパママには物理的にも精神的にも色々とお世話になりありがたい。私も、次に子供が生まれる人にちゃんとPay it forwardしなければ!
  • 小さいさんの蹴りは日々強くなっており、ある日カウンターテーブルにお腹を少し押し付けて寄りかかって立っていたら、ボン!と蹴られた反動で自分の体が反り返ってびっくり。もううにょうにょごにょごにょ動くのは日常茶飯事になってしまった。でも動いてくれるとすごく嬉しい。そしてこの週、お腹がガチガチになるというのを経験した。少し疲れ気味ではあったのだけれど、小さいチャンが大きくなっているからなのか、お腹がパンパンに張るというか、触るとガチガチに固くなって、なんとなく気持ち悪かった。痛くはないが、居心地の悪い感じ。この日ばかりは、会社でも横になりながら仕事をしてみたりして、早めに退散。
  • ガチ腹で家に帰ったら、また留守電に医者からメッセージが残っており、グルコーステストパスしたとのこと!いやーーーー良かった!ほっとした。ほっとしたらお腹も楽になったような・・・
  • 前の週に申し込んでおいたデイケア2件の見学。1件目は我が家の裏にあるところ。3ヶ月から幼稚園前の子供まで100人を見ている。乳児は10人ほど。オープンハウスだったので、他の親も結構来ていた。乳幼児クラスと、Pre-K(幼稚園前)の子たちは部屋が別になっていて、Pre-Kの子たちは、この後どんなタイプの幼稚園にいってもやっていけるように、集団性や社会性、独立性を身につけることに力を入ているんだそうだ。乳児クラスも、色んな月齢の子供がいて、特に乳児は寝るパターンなど子供によってばらばらなので、一斉に何かするというより、ちゃんと個別に対応しているようだった。1歳、2歳ぐらいの子たちはおもちゃのあるところでわらわらと遊んでおり、これだけ子供が多いと病気ももらってくるかなという気もするが、やはり近いのが魅力・・。でも空きがなさそう。2月にひとつあくかどうか、だそうだ。うーむ。
  • もう一件は、ファミリー・デイケア。個人が自宅を開放して少人数の子供を預かる形のデイケア。チャイニーズの人が自宅のコンドを使って二人でやっているところ。明るくてとても整頓されていてとても綺麗。2歳児ぐらいの子が5人ぐらいいる。中国語・英語のバイリンガルでやっているそう。といっても、アジア系に見える子はひとりだけ。でもみんな中国語でいわれていることをかなり理解しており、結構綺麗なピンインで「にうない(牛乳)」とか言っていた。遊んだ後はお片づけをきっちりやるとか、そういう躾の部分もびしっとやるらしい。みんなお行儀の良さそうな感じの子だった。ここも3ヶ月から受け付けるそうで、多分小さいチャンも大丈夫っぽい。旦那とも中国語でやり取りしていたのと、私も片言しゃべったからか、妙に気に入られたようだ。ただ私としては、あまりアジア式に「あれやっちゃだめ、これやっちゃだめ」と大人が色々口出ししてコントロールする方式だったらいやだなぁと思っているので(実際そうなのかわからないが)、ここに決定!と素直には思えず。お行儀が良い子に育つのはいいけど、アメリカではお行儀良すぎるだけじゃやってけない部分もあるので、ちょっと考えてしまう。しかも最初から、家では英語と日本語、デイケアでは中国語って、頭混乱しないかなあ。って、まだ生まれてもいない子供を、6ヶ月位になってから預ける予定でいるのに、色々考え始めたら、2件まわっただけなのにぐったり疲れてしまった。
  • 親はアホでも子は育つ!私たちだけでない、周囲のみなさんにも適当に育てていただこう!とかお気楽に思っていたはずなのに、色んなオプションを前に、小さいにとって何がいいのか考えこんでしまう。親になるって、こういうことなのか・・・うぐぐぐ