愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

家庭内ボーリョク


2月【妊娠16週目】

  • 本当に体調が日に日に普通に戻っていくのがとても不思議。この週は、お友達と夜外食をしてみたり、週末にはバスに乗って旦那と遠出(といっても市内だけど)してみたり、友達とブランチしたり、買い物したり、スーパーボールのパーティーに行ってみたりと、一日中出ずっぱりでも全然大丈夫だった。本当に以前は近所を回るだけで精一杯だったのが、信じられない。でもこれもしばらくすると、今度は腹が重くなって動くのが億劫になるらしいから、気をつけねば。
  • 子宮の靭帯がやっぱりまだたまにつる。いてて、いてて・・。
  • 先週のマッサージに続き、会社でも妊婦マッサージを試してみる。一応有料だけど、誕生日の時や、マネージャーからのご褒美でマッサージの無料クーポンがもらえる。それが6回分ぐらいたまっていたので、産休に入る前に1ヶ月に1度は行ける計算。ここでも抱き枕抱えて、半分づつ揉まれた。
  • お腹は、やはり昼ごはんを食べて、夕方、そして夜になるにつれて、どんどんぽこーっと出てくる感じ。でもそれも朝になると、夜よりはへこんでいる。このため、腹の中にいるのはチイサイちゃんなのではなくて、ただの大きな運子なだけなんじゃないかと、なんど心配したことか・・
  • 今週のお涙頂戴:通勤バスで音楽を聞いていたら涙がつつー。もう歌詞でもなんでも子供にあてはめて考えるようになってしまっているらしい。半年前には本当に考えられなかった思考の変化。こうやって頭の中でもチイサイちゃんが来る準備をしているのか・・・

  • そして16週も最後の日。最近また仕事がたてこみはじめて、朝もはやくから夜遅くまでミーティングミーティング、なんてことが続いたのでちょっと疲労。会社には行かず1日家で仕事をすることに。ソファの上で寝っ転がりながら仕事をしていたら、下っ腹の奥のほうから、急にぴくぴく・・・という感覚が。・・・ん?
  • 運子?ガス?でも、運子のようなゴロゴロー、ピュー、という腸に空気が駆け抜ける(笑)感覚とはまたちがった、今までにない感覚。こ、これはまさか・・・?先輩ママや先輩妊婦の友達からは、初期の胎動は「お腹の中で魚が泳いでいる感じ」「空気の泡がぽこぽこ弾ける感じ」と、わかるようなわからないような説明を聞いていたのだけれど、実際に感じてみると、たしかにこれは説明が難しい・・・。・・・と、急にトイレに行きたくなった。あれ〜。
  • しかし、運子ではない何かは、その後も一日中お腹の中で、存在感を示し始めたのであった。他にも妊婦サイトでは「内臓がおならする感じ」などと書いてあったが、どちらかというと、下っ腹の奥の方の筋肉が、ぴくぴく、ぽこぽこ、と痙攣するような、筋肉が勝手に動くような。そしてその日の夜には、ご飯を食べている時に、お腹の右側の中から、うにぃ〜〜〜と何かがうごめく感覚も。うひょー
  • ちょっと胎動を感じるには早いのかとも思ったけれど、この後も毎日このぽこぽこ、ぴくぴくの感覚は続いている。自分の中に、自分とは違う意思をもった何かがいるという不思議な感覚。昼間会社にいるときはそうでもないけれど、夜になると特に感じる気がする。これがいずれは、どかっ!ずどん!というもう間違いのない感覚になるらしい。子供に自分の腹をどかどか蹴られるとは、まさに家庭内ボーリョク。わかりましたかかってきなさいチイサイちゃん。