愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 ワインセラーの熊ちゃん


雨も降って外は真っ暗、店は全部しまっており閑散としている中、晩御飯を食べるところなんてあるのか?と心配した山奥村のトッレ・ペッリチェ。でもそんな山奥村で、こんな美味しいモノが食べられるなんて!と、この村での食事は感動的に良かったです。ベッちゃんたちは、ローマからバスで乗り付けてきたピーポくんの家族親戚40名(バスの中からすでにパーティーは始まっていた模様・・)とのお食事会で忙しかったので、トッレ・ペッリチェ到着後のディナーはA君Gちゃんと一緒に。レストランはベッちゃんが予約しておいてくれたんですが、お店の名前はLa crota dl'ours。ワインセラーの熊、ぐらいの意味らしいです。ベッちゃんたちの披露宴会場となるレストランは別にあるんですが、そこの支店みたいな感じのレストランなんだよ、とのこと。ふーん、ぐらいの気持ちで入ったのですが・・。


中はこんなにカジュアル。みんな村の人なのかな?どこから来るんだろう・・


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しかし、一発目にものすごく美味なプロシュートが出てきてやられました。


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テーブルの横にプロシュートをスライスするマシンがどん!とおいてあります。うまいうまいと騒いでいたら、おまけにもっと持ってきてくれました。お店の人いわく、「このプロシュートが手に入るのはすごいラッキーなんだよねー。このハムを作ってる人は結構気難しくて、よく知らない人には売ってくれないんだョ」とのこと。ひょーそれはラッキー!


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いただいたワインはこちら。このViettiというワインメーカーのは、結構いろんなところでよく飲みました。カリフォルニアのワインって、アルコール度も比較的高めで、がつん!と来るワインが多いんですが、ピエモンテで飲んだワインは、どれも飲みやすくて、お酒に弱い私が全然悪酔いしなかったんです。


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メニューを忘れたので、写真でばーっといきますが・・・どれも本当に美味しかったーーー!!


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わたくしが頼んだ前菜。ちょっとスクワッシュっぽいお野菜を薄切りにして、中に詰め物をして巻いてあります。


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タジャリン。普通はタリアテッレと呼ばれる細めのパスタですが、ピエモンテの方言なんだそうです。いろんなハーブの風味がしていける。でも結構腹いっぱい。


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この細長いパンは、昔々、消化器系に問題があった王様のためにお医者さんが発明したものだそう。


旦那は肉三昧・・・舌にはじまり(でも何の肉だったか今になっては覚えてないって!)


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メインはまた内蔵のお肉か何かと、アブラミのセット!うーん・・何か漠然とした紹介の仕方ですみません。やっぱりこういうのはちゃんとメニューをメモしておくべきだった・・。


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結構メインでお腹いっぱいになってしまったので、デザートは軽そうなフルーツ系にしようかね・・と選んだら出てきたのがこれ!どーん!


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ピーチにチョコつまってます。思ったよりヘビー、でもこれが美味しくて結局食べてしまった。


まだほぼ初対面だったGちゃんA君カップル、イタリア人だと、最初から陽気にわーきゃーしゃべる・・ってイメージがあるかもしれないけど、結構シャイで、スポーツのこと、コンピューターのこと、アメリカのことやイタリアのこと、ベッちゃんたちのこと・・・など色々話しているうちに、徐々に打ち解けていきました。そういえば彼ら、ミラノで待ち合わせした時も、彼らが待ち合わせに15分ぐらい遅れて、ものっすごく何度もあやまるんでびっくりしました。いやー、たかだか15分だし!こっちはカリフォルニアからきているので(カリフォルニアンはもっと遅れるし遅れてもここまで謝りはしない・・)、実は彼らが遅れて来た・・という意識が全くありませんでした(笑)。思ったよりちゃんとしているイタリア人。電車が定刻通り走るのとあわせて、結構驚きました。こんなことで驚いちゃ失礼か(笑)。


食後にはA君と旦那が食後酒の「アマロ」を注文。食後といえば、アマロかグラッパか?みたいな話をわーわーしていたら、店の人が「じゃあこれは飲んでないお嬢さんたちに」とかいって、グラッパを持ってきてくれました。カモミール入り。結構強い。しかし店の兄ちゃんどばどばついでくれるので、みんな酔っ払って本当に陽気なイタリア人になった夜だったのでした。


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さて翌日は結婚式本番。Gちゃんは立会人という大役があり、そして私も・・・。ア・ドマーニ!また明日ね!と固いホスピスのベッドで早めに休んだのでした。雨はやむのかな・・。


La crota dl'ours
Via della Repubblica 8 - 10066 Torre PELLICE
Tel +390121953539