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愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

上から読んでも下から読んでも


コモ湖


に行ってきました。ミラノからは、電車で1時間ぐらいで行けちゃうんですね。ちょうど都内から中央線に乗って高尾山に遠足に行くみたいな感じです。カドルナ駅から私鉄に乗って、ゴトゴトと・・・。今回の旅で驚いたことは、イタリアの電車、結構定刻通りに来るということ。そういえばムッソリーニがイタリアの電車を時刻表通りに走らせた・・なんて言いますが、アメリカの電車よりちゃんとしてた。


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しかーし、郊外へ向かう電車は本当にのんびりゆっくり走って行きます。本気出したら本当は40分ぐらいで着くんじゃない?と思うんですが・・・。そして、ミラノ郊外の車窓は、なんだか成田空港へ向かう常磐線、取手以降のよう・・・。畑がばーっと広がったかと思うと、駅周辺にはアパートやら、おうちやら。そのたたずまいが、建物のデザインのせいでしょうか、なんとなく違いこそあれ、千葉の田舎っぽいのだ。


下り線なので、電車もそんなに混んではおらず。でもやはりコモ湖に向かう観光客がぽつぽつと、地元民に混じっているという感じ。そんな中に、60前ぐらいの日本人ご夫婦がいて、二人で静かに電車の外の風景にコメントをしていて、そんなソフトな会話を聞いていたら、さらに日本の田舎に向かっているような気がしてきました(笑)


そんなミラノ郊外の車窓から。面白いのは、日本の電車みたいに、一定のリズムで「ガタンガタン」っていわず、よくわからないタイミングでガタガタガタガタ・・・と突然言い出すこと。ケンシロウの「アタタタタタ」みたいな感じ。ビデオの最初で駅のところで何かしてるおじちゃんは、買った切符を機械にいれて時刻を印字させているところ。改札ないから。



しかしそんな常磐線的牧歌的な風景も、コモ湖に近づくと山がばっ!と現れ、突然イタリア的風景になります。そして終点へ。


コモ湖の入り口、フェリー乗り場。コモ湖は巨大で、その周辺に転々とする街というか村に行くには、ここでフェリーに乗る必要があります。駅の周囲には観光客向けのレストランもたくさん。でもここで思ったことは・・・「うーん、何か芦ノ湖のようだ。」


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しかしこの湖はとてもでかくて、湖のはじからはじまでいくのに2時間ぐらいかかったりします。追加料金で高速フェリーにも出ています。チケットを買って、少し時間ができたので、お昼も近くてお腹もすいてきたし、でもあまり時間が無かったのでフェリー乗り場の前のカフェに入ってパスタを頼んでみたのですが・・・・、なんと出てきたのが明らかにチンしただけの冷凍パスタ!トレイもなんとなく機内食風。まさかイタリアでこれかい!!!!!それまでのイタリア飯セレクションがすべて成功だったので、これにはかなりへこみました。考えたら、人間1日に3回しかご飯食べられないんだよ!うう・・・


へこんだままフェリーに乗り込みます。乗ったフェリーは昼時で、とっても立派な食堂施設がついており、厨房でちゃんとした食事が作られていました(涙)。って、どこまで食い意地がはってるんだか・・。観光客をのせて走るフェリー。


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でもコモ湖、ハリウッドスターも別荘を持つ世界的な避暑地だけあって、実際は芦ノ湖なんかとは大違いでした(あたりまえだ)。ジョージ・クルーニーは地元民にもうけがいい住人らしいし、マドンナやらも来たり、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーが結婚式をあげると噂された場所もここらへんらしい。へぇー。そして、最近のスター・ウォーズの、なにやら結婚式のシーンを撮影したのもここらへんらしい。そして背景に広がるのは、アルプスに続く山々。美しい。


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いろんなところに止まるので、一旦降りてみた。こんなこぢんまりした集落が湖の周りにいくつもあります。


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でもこの湖周辺の集落の中で一番有名なところといえば・・その名もずばり「ベラージオ」でしょう!


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とはいっても、ラスベガスのベラージオとは似ても似つかぬ場所ではありますが・・・一体べガスのホテルはどこがどうベラージオなんだろう?笑。上陸すると、ほかの「集落」よりかなり観光地化していて、おみやげ屋さんやホテルがどわーっとあります。でもそれでも雰囲気はばっちりありますが。


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観光客がたくさんいるところをちょっと抜けて、路地を探検。


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色目がなんとも素敵。


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でもこんな、外界とは一線を画したようなこんな場所でも、古いお店や教会のところには、「ここでパルチザン運動をすすめ、地下新聞の編集をして逮捕、投獄された何某のメモリアル」などが書かれたプレートが埋め込まれていたりします。イタリアに行って感じたのは、過去の戦争が身近だなということ。戦争だけじゃなくて、過去の歴史と、人との関係がとても近い気がしました。これについてはまた後でゆっくりと。


さらに坂をのぼり、山のほうに歩いていくと、隠れ家的高級ホテルがあったりします。さらに路地を下っていくと、垣根で視界が阻まれた家の庭から子どもたちがぎゃーぎゃー叫ぶ声、それをたしなめるお母さんらしき人の声・・・ってこれ全部アメリカ英語でした。お金持ちのアメリカ人家族が、バカンスを楽しんでいるんだろうなあ・・・いいなあ。


ホテルや船着場、観光客地帯があるのとは反対側の山の斜面はこんな感じ。


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本当のベラージオの地元の人達のコミュニティ掲示板があったり、ご近所さんが立ち話をしていたり。こんな環境に生まれ育ったら、どうだっただろう。


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