愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

観光客的行動その1


ミラノ1日目の朝は生憎の雨。私たちが到着する1週間前は連日雨が降っていたようです。でもミラノで雨にみまわれたのはこの日だけ。それも午前中には止んでしまいました。実は、私晴れ女なんです。ふふふ。


目の前のトラムに飛び乗り、とりあえずは観光客的行動へ。トラムで15分弱も乗ると、スフォルツェスコ城博物館にたどり着きます。この日は生憎の雨と、月曜日休館日ということで、かなり閑散としていました。建物の中には入れないけれど、大きなお城の中庭や周辺は開放されているので、外観だけ見ても壮観。


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立派なお城なんだけれど、砦としても使われていたことは想像に難くなく、壁に無数にあいている弓矢を射るための穴やら、大砲の穴やら、そして大きな中庭も見ていると、ここで戦闘なんかしたんじゃないか・・と考えるとなんとなくもぞもぞした気分に。多分ロード・オブ・ザ・リングとか、ジェット・リーの「HERO」とかの見すぎなだけかも。


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博物館の中には後日はいりましたが、この時の閑散さが信じられないほど混んでいました。ただし、私、旦那にいわせるところの「悪魔的傾向」があるらしく、どうもキリスト教系の芸術が苦手のようです。以前イスラエルに行った時も、キリスト教の総本山ともいえる聖墳墓教会の中に入った途端、逃げ出したい気分になり、結局ほとんど見ずにあわてて出てきてしまったほど・・・。なんでかよく分からないんですが、罪だ、懺悔だ、犠牲だ・・というのを全面に押し出した芸術がこれでもか!!と誇示されているのがダメなのかもしれない。今回もそんな展示は早足で逃げるように通りすぎてしまいました・・。で、ミケランジェロの未完の傑作「ピエタ」とかもここにはあるらしいけれど、見ずに出てきてしまいました。もういいや。


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プッチーニの有名なオペラ、蝶々夫人の公演が近くあるらしく、こんなものがどーん!と立っておりました。このオペラ、私とても嫌いなので、この像の前に立って中指を立てて写真を撮ろうかと思ったのですが、周囲にあまりに嬉しそうにこの像と写真をとる観光客や子どもらが多かったため断念。ミケランジェロが見れなかったことよりちょっとこっちのほうが残念。


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