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愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

 ボザのイメージ

フルート

最近仕事のキャパシティが150%、あっぷあっぷの毎日。でもレッスンがなければ、楽器に触る機会もなかなか無いので、がんばって行く。こういうとき、ぱっとふたをあけて座れば弾けるピアノと違って、フルートはケースから出して、組み立てて・・という余計な手順があるぶん、練習をサボりがちになってしまいがち。しかも高音きんきん出すから、夜遅く帰ってきてからでは近所迷惑だし・・・と思うとさらに悪循環。この1年は後退こそすれ、あまり前進していない音楽活動。あーあ。


でもどんなに疲れていても、レッスンに行くと元気になるし、やっぱり楽しい!レッスンの最初は、いつもウォーミングアップとして適当に先生と二人で楽譜を漁って、初見デュエットをします。今回はアルベルト・ヒナステラという作曲家のフルートとオーボエのためのデュオ。8分のとても短い曲です。ソナタ形式になっていて、バイオリンやフルート2本でもさっとできるお茶漬けのような曲。なんとなく以前オーケストラで演奏したグアテマラの作曲家の雰囲気にそっくりだな・・と思っていたら、この作曲家はアルゼンチン出身なんだそうな。特に2楽章は、中南米の大平原を連想させるような感じがとーっても似ていました。



先生の休暇もあって長引いていたカゼーラの曲もようやく終了。そして新しくもらった譜面はウジェーヌ・ボザのイマージュという曲です。これは、とってもとっても素敵な曲!!無伴奏で、フルート一本さらしにまいて、どこででも演奏できちゃいそうな、フルートの総本山であるおフランスらしい、そしてとてもフルートらしい曲です。

ボザ: 無伴奏フルートのための「映像」/ルデュック社

ボザ: 無伴奏フルートのための「映像」/ルデュック社


フルートの名曲は、おフランスはパリのコンサルヴァトワールの課題曲や卒業曲か、往年のフルートの巨匠マルセル・モイーズコンセルヴァトワールの先生)あたりにささげられた曲が多い(気がする)のですが・・・この曲もそれにもれず、しっかり「モイーズ先生へ・はあと(ウソ)」としっかりモイーズに捧げられた曲でした。


耳から覚えるのも大切というので、練習のときに先生がCDを焼いてくれたりすることも多いけれど、最近はYouTubeもかなり活用していて、今回は「YouTubeで検索して一番最初に出てくる人を聞いてみて」とのこと。フルーティストのコミュニティ内だけでの話にはなるけれど、自分の演奏しているところをYouTubeに積極的にポストして、その業界(?)では有名になる演奏家も結構いたりします。ボザの演奏は、この人のが特にすばらしいというので評判になってます。本当に素敵だー。新しい曲を始めるときはいつもわくわくします。曲がどんどん自分の中にしみこんで、自分のものになっていくプロセスが、たまりません。