愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

志村後ろ〜!


お供え押し売り軍団を振り払い、陳家が向かったのは歴史博物館。博物館の展示にはあまり期待していなかったものの、ここではベトナム伝統の「水上人形劇」というものが見られるということで、その見物もかねて行ってみた。


歴史博物館へは、歩いていった。旦那が2キロぐらい、というから、普段走っている距離の何分の一だしちょろいちょろい、と思って行ったら、やはり病身には非常にこたえた。博物館は街の中心から少しはずれていて、周囲は泊まっていたファングーラオ通りやその周辺ほどはごみごみしていない。それでももちろん、バイクはひっきりなしに走り続けている。外国資本のような大きなオフィスビルも建っていて、そこにはサイゴンには珍しく、きちんとスーツを着た人たちが歩いていたりする。オフィスの1階には、高そうな、綺麗なガラス張りのコーヒーショップもある。外国人も多いが、ベトナム人もいる。そういえば、韓国資本で建てられるコンドミニアムやリゾート地なんかも多いようで、チマチョゴリを着たお姉さんが写っている看板が、街のあちこちにあった。


さて博物館では、別にチケットを買って、水上人形劇のパフォーマンスを見た。ものすごく緑色の水がたまっている池(金魚も泳いでいる)が「舞台」。簾がかかっている後ろに人がいて、人形を操っている模様。


DSC08175


シンセサイザーでアレンジされた(うーむ)民俗音楽の録音にあわせてドラゴンが踊ったり、鶴?のような鳥が踊った?り・・・。踊るというよりは、ぐるぐる回っているといったほうが正しいか。


アヒルちゃんと、おっちゃん。この後、おばちゃんも登場、そしてさらに、アヒルちゃんを狙う、虎?も登場。


DSC08181


おっちゃんの背後からやってくる虎。志村〜!後ろ〜!的展開?!おっちゃんとおばちゃん、虎を追い払う動きに出る。しかし、そこは人形の設計上の問題か、その動きとは、自分の顔面を思い切り水面に打ちつけるというもの・・・(爆)



ベトナムウォーターボーイズ


DSC08184


操っていたのは、このおにいちゃんたち。下半身この色水に浸かってたんですね。え、もう終わり?という感じで終わってしまった。サイゴンでは、この博物館と、もう一箇所別のところで水上人形劇のパフォーマンスがあるのだけれど、多分博物館じゃない場所でのほうが、生演奏も入るみたいだし、もう少し見ごたえがあるのかもしれない。


DSC08187