愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

チョロンへ


2日目、タクシーに乗ってチョロンに行きました。チョロンはサイゴンにあるチャイニーズのエリア。といっても、サンフランシスコやニューヨークのチャイナタウンとは全く違い、別にネオンサインがあるわけでも、北京ダックがぶら下がっているわけでもなく、サイゴンの別の地区と見た目は大して変わりません。たまに、看板に漢字が増えるくらいでしょうか。


このチョロンは、私が高校の時に同級生の間で色んな意味で大変話題になり盛り上がったおフランス映画、「ラマン」の舞台にもなったところ。といっても、今では大分雰囲気も変わってしまっていますが・・・。


まずはチョロンにある大きな市場、ビンタイマーケットへ。市場の入り口には、食べ物売りのおばちゃんたちがどばーっといます。


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市場の入り口。


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ここは卸売り専門の市場だそうで、乾物から日用品、化粧品など色んなものを売る問屋さんが、ところ狭しと並んでいます。これは・・・バイクやスクーターに乗るときにつけるマスク!


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よっく目を凝らして見ると、下のほうに「ベルサーチ」の刺繍入りマスクなんてのも、あります!


中庭。

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これだけお店が並んでいて、人もそれなりにいるのに、なぜかこの市場、とってもとっても静まり返っていて、落ち着いていました。観光客向けの市場ではないから、客引きも無いからかもしれません。


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フードコート(と呼べるのか?)的な場所もあります。ここでちょっとコーヒータイム。もちろん、コンデンスミルクが入った、濃〜いベトナムコーヒーです。


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特に何を買うともなく出てきましたが、雰囲気が昔の大阪の市場みたいだなーなんて思ったり。ベトナムにいる間、なんとなく、自分の中の記憶にある70年代の大阪と風景や空気がかぶるような気がするところが何度もあった気がします。