愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

マレーシア26:けっくろっくしー

ケーブルカーを降りて、今度はタクシーに乗り、向かった先は極楽寺。ごくらくでら、ではなくてケックロックシー!!といいます。確か、ここまで行くのにタクシーと料金交渉をしてもめた記憶があるのですが、もう1年も前のことなので忘れた。そんなに高いタクシーなら乗らん!と言ってそのタクシーには乗らなかったら、そのあと別のタクシーが全然こなくて困っちゃった、とかそういうものだったかな・・・。


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山の中にある、仏教張りぼてディズニーランドみたいなお寺です。今となっては、一体どういう背景のお寺だったかということも忘れてしまいましたが、とにかくお堂がたくさん立ち並んでいて、中にも外にもきんきらきんきらきんきらの仏像がこれでもかこれでもかとございます。閉館間際だったので、参拝客もあまりおらず。


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がらーんとしたお堂に、独特のお経歌謡曲みたいな歌が響き渡る・・・。なんだかシュールです。


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写真ではわかりにくいですが、このお堂はかなり奥行きがある上に、きんきらきんでものすごかったです。


かったるそーにしている尼さんに入場料を払って、パゴダにも登りました。これまた、螺旋階段をぐるぐるぐるぐる回っていきます。各フロアに仏像があって、はいどうもこんにちはとご挨拶。やっぱり仏像って、邪険な態度を取るといけないような気がして、どんなハリボテでもなんだか拝んでしまう・・・。最上階からの眺め。


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観音様、建築中。


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斜面には畑が広がっていて、のどかで懐かしい感じ。


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ロックンロールな神様


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しばらくこのお寺でぼけーっとしていましたが、もう閉めるよ、とお寺で働く人たちもぼちぼち帰りだしたので、私達も退出。周囲もあまりにも閑散としてタクシーも見つからないので、山道を下り門前町まで降り、そこからバスでペナン中心部へ。


中心部へ戻るバスは、住宅街の中を通っていくので、地元の人たちの生活をちょっとでも垣間見れて面白かったです。ちゃんと門構えがあるモダンな一軒やがあったかと思うと、一昔の大きな社宅っぽい建物があって、その前に屋台が立ち並んで、みんなが買い物したり何か食べていたり・・・。下校時間になった学校では、パパがスクーターでお迎えに来ていたり、バスにも、制服を着た子供達がわらわらと乗り込んできます。マレー系、インド系、中華系の子供達が同じ学校に通っているのですが(中華学校とかもあるけど)、みんな同じ人種同士で固まっていたのが印象的でした。


学校ではマレー語を第一言語に勉強するらしいけれど、学校の外に出ると一緒に遊ぶのはやはり自分の言葉を話す友達になってしまうみたい。滞在中に読んだ新聞でも、違うエスニシティの子供達が、お互いの家庭を訪問しあって、もっとお互いを分かり合えるようになりましょう・・・なんていうプログラムを学校でやって大成功、なんて記事もありました。でもわざわざそういうことをしないと、交流がなかなか無いのね・・。そういえば昔の知り合いの中華系マレーシア人の子は、中華系が多いエリアに住んでいた上に、中華学校に通っていたので、アメリカに来るまでマレー人の友達がいなかった、なんて言っていたしなあ。