愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

Eastern Promises


ニュージャージー出身の旦那は、ロシアやウクライナ出身のユダヤ系の友達が何人かいて、そんな友人達の誕生日パーティーなどは、ブルックリンなどにあるロシア料理屋でわーわーと祝ったりしていたそうだ。そしてそんな店は、『首がないコワモテの人たちが、ものすごい車で乗り付けてきて、自分の娘と見間違うぐらいの女の子を連れていた』り、変なディスコになって踊りまくったりするらしい。『首がない』というのは頭がないのではなくて、いかつすぎて、頭が肩の上に埋もれているらしい。うむ、怖い。


サンフランシスコ市内にも、小規模ではあるがロシア系の店がならぶ通りがあって、そこには内装が妙に派手なベルベット調のロシア料理屋さんがあり、週末にもなるとロシア人の集団が貸切のパーティーをしていることが多い。必ずキーボードの生演奏が入って、踊りまくっている。


ロンドンのロシア料理屋が舞台のこの映画。でもそれは表の話で、裏はロシア・マフィアの世界。サウナでの全裸フリチン格闘シーンには釘付け、と思いきやあまりにリアルすぎて途中で顔をそむけてしまったが、ここのところ地元のロシアレストランの前を通りすぎるたびに、思い出してしまう。肩に星の刺青をいれたり、極東の任侠の世界。


イースタン・プロミス [DVD]

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