愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

 マルタの鷹と寒中水泳


サンフランシスコ=カリフォルニア=やしの木と照りつける太陽、ビーチ=リゾート地・・・・という非常に間違った連想がされがちですが、サンフランシスコは寒いです!夏でもこの太平洋で泳ごうものなら、夏でも水温は10度以下。低体温症になりますよ!下手すりゃ死にますよ!


でもこんな中でも海で泳ごうという皆さんがベイエリアには多数いらっしゃいます。うちの旦那も含めて・・・。もちろんウェットスーツを着てはいますが(中には着ないハードコアな人もいる)それでも寒いよ!でもオープンウォータースイミングは、はまるとやめられないみたいです。特にサンフランシスコのベイは、海から街のきれいな景色が見えたりするし。でももちろん、レースの間はそんな景色を楽しんでいる余裕は無いようですが・・・。


この日はサンフランシスコの向こう岸にある街で、1マイルのレースがありました。せっかくの週末だけど早起きして車をとばし、旦那の応援に参加。


こぢんまりとしてとてもキレイなこの町には、世界最大のヨット「マルタの鷹」号が係留しています。なんか昔の中国の海賊船か御朱印船のようないでたちですが、中はすごくハイテクなんだそう。超有名なベンチャーキャピタルの人が、150億から300億円かけて作ったんだって。ってどんだけー!一週間に何千万円か払えば、借りることもできるんだって。


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この御大尽ヨットを背景に、スイマー達はフェリーに積まれ、向こう岸にあるエンジェルアイランドというところに連れて行かれます。ドナドナド〜ナ、ド〜ナ〜。


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このレース、オープンウォータースイミングのレースの中でも珍しく、賞金が出ます。1位の人に確か100万円ぐらい。おそらく税金で半分ぐらいは持っていかれるのだろうなあ。賞金が出るということで、オリンピック選手や海外からのエリート選手も多数参加していて、テレビ中継のカメラも入ってました。知らなかったのですが、北京オリンピックから、水泳の種目にオープンウォータースイミング(日本語で言うと何になるんだろう・・・遠泳?)が追加されたそう。北京が終わって、ちょっと休みを取って、ここからまた始動!という感じで参加しているようです。オリンピックが終わるともうしばらく休んでいたい・・と思うらしいので、ここに参加した人たちはかなり早めにトレーニングに戻った人達のよう。エリートスイマーの中には、14歳ですでに世界中の大会で優勝・入賞を繰り返しているという女の子もいました。すごいな。


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1マイル先の選手・・・見えない!が、今回は中継が入っているので、解説の音声がスピーカーから聞こえてくる。オープンウォータースイミングは、潮の流れを読むのがカギで、自分がまっすぐ進んでいるつもりでも、横に流されてたりとか、方向感覚が無くなってとんでもない方向に行っていた、ということがよくあるらしい。今回はオーストラリアの選手が一人、他の選手とは違う方向に泳ぎだした・・!と実況がありましたが、実はそれが正解だったみたい。他の選手、最短コースを泳いでいるように見えたものの、潮の流れの関係か、結局はそのオーストラリアの選手がぶっちぎりで優勝。


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ウェットスーツ部門の旦那はエリート集団よりだいぶ遅れてゴール。ゴール近くで待って応援していたのだけれど、みんな同じようなキャップをかぶってウェットスーツを着ているのでどれが誰だかぜんぜんわかりません。しかし中には、シュノーケルをつけて泳いでる人も!そんなのもありなの?スイマーが団子になって泳ぐので、ぶつかったり、けられたり・・・と色々大変そうです。旦那も最後の最後になって、前を泳いでいた女の子にがっ!とあごにケリを入れられたらしい・・・。


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でも泳いだ後の達成感、爽快感はものすごくあるらしく、見ていてジェラシーを感じるほどです。こっちは朝早くからつきあって、レースが終わっても眠いばっかりなのに・・。私もすっきりさっぱりしたいよ!でもオープンウォータースイミングは絶対無理。って旦那のレースの日記を書くたびに書いているけど。