愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記。

ぼぶ


今日は、ぼぶ・うっどわーどさんが来て話をしていった。ぼぶって誰だよ・・って、ニクソンウォーターゲート事件を暴いたワシントンポストの記者のおっちゃん。当時29歳だったんだそうだ。当時の写真を見ると、ぶっといネクタイをした若もん、という感じだけれど、今はゆっくりゆっくりしゃべるおっちゃんでした。記事を出した後にオーナーのキャサリン・グラハムに「それで、この真相はいつわかるの」ときかれ、「Neverかもしれない」といったら「ネバーなんてネバー嫌だ(うーん、ちょっとルー語)」と言われて奮起したそうな。


イラク戦争については、これはもうブッシュの戦争だと。どう戦争を進めていくかという話し合いは14回もやったのに、この戦争をするべきかどうかという話し合いは、パウエルがちょっと警鐘をはじめのころに鳴らしたものの、誰も声をあげなかったと。議会も9・11の後、気持ち的にうわーっとなって、本来は宣戦布告とかも議会の権限でするべきなのに、そういう権限もろともブッシュにあげちゃうことを、諸手をあげて承認してしまったと。「今は非常事態だから」というのの怖さですな・・。ブッシュはブッシュで、「イラクの人たちを解放するのは義務だ」と心から思っているらしく、結局は彼の強い意志(デサイダー!)でうわーっと進んでいったと。うーむ。


でもメディアもそれに歯止めをかけなかったのも確かで、そのときのことを思い返して、「あの時もっとアグレッシブに声をあげていればよかった、もっと追求すればよかった」と何度も言っていた。って、遅いよ。でも、このイラク戦争が歴史の中で結局どういう位置づけになるのかどうかは、もっと後になってからでないとわからない。中立的な目でみたら、もしか、もしかして最終的にいい結果が出る可能性だって少ない確率でもあるかもしれない・・・「この戦争を歴史はどう評価すると思いますか」とブッシュにインタビューしたところ、「そのときにはみんな死んじゃってるからわからないでしょう」と言ったそうな。うーむ。


他にも、コンフィデンシャルな情報をメディアにリークするボーダーラインとか、そういう話について色々。結構質問の答えを微妙にはぐらかすというか、ちゃんと答えになって無くない?と思うこともあってふーん、という感じだったが、このおっちゃんよりも、キャサリン・グラハムの本が読みたいな、と思った。


Personal History (Women in History)

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