愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 マレーシア8:クアラルンプール覚え書き

クアラルンプールには2日半滞在しました。面白かったけど、途中で「うーん早く次の街に移りたい」と思ってしまいました。地下鉄やモノレールが走る、ちょっとごちゃごちゃした普通の街、といった感じなので、しばらくいると「まあこんな感じか」となってきた。そんな感じだったので、おそらくシンガポールに行ったら1日で飽きてしまうかも?


そのほか諸々の覚え書き。

  • とはいいつつクアラルンプールはお買い物天国。ホテルの近くにはメガモールがいくつかあって、ものすごい数のお店が入っている。可愛いお店も多いが、店の感じはちょっと上野っぽい?旦那と時間を決めて手分けして買い物に行ったが、あまりに迷路のようで、さらに案内図がないため、待ち合わせの場所がわからなくなりとても焦った。
  • 会員制のゴスロリ・レザー系の店なんていうのもあった。別に会員制にしなくても・・・
  • 物価は安いマレーシアだけど、海外ブランドのものは、ベネトンとかそういうのでも安くはない。値段的にはアメリカと変わらず。なのでお買い得はやはり地元ブランド。しかし常夏の国なので、そういうブランドには秋冬ものがナイ。なので結局洋服は買わず。
  • その代わり安いのが靴!可愛いデザインのが、ものすごい安値で売っている。エナメル風のハイヒールとか、一足1500円で購入!しかし安靴なのでどこまでもつかは謎。
  • イスラムの国なので、マレー人の女の子の多くはベール着用。中には着けてない子もいたけれど・・。イスラムの国に行って思うのは、結構それでもおしゃれをがんばってる子が多くて、ぴちぴちのラップドレスとかを、長袖と重ねて着ていたりしていた。この暑いのにジーンズはご苦労様。長いスカートのほうが可愛い感じ。華人はそういうの関係ないから、半そでに短パンだったりと気楽な格好。たまにものすごいイケイケの姉ちゃんとかがいて、ベールをかぶって歩いている人とのコントラストがおかしい。
  • かぶるスカーフも色々柄とか色とかコーディネートしていて、きらきらのブローチで留めたりする。スカーフ用のブローチセットとかも売っていた。髪の毛が出ないように、まず帽子みたいなぴったりしたのをかぶってから、さらにスカーフをかぶるらしい。そういうののセットも売ってた。
  • スカーフをしていると髪の毛が隠れて顔が全部はっきり見えるからか、マレー人の女の子は他の人種と比べて結構こざっぱりした、こぎれいな印象。スカーフをかぶってなければ中国人に見える子もたくさんいる。逆にマレーシア華人の中にはスカーフかぶったらマレー人っぽく見える子もいる。
  • イスラムの国だけど、手をつないでデートしているカップルも結構いた。だいたい買い物したり、バイクで二人乗りしたり、公園を歩いていたり。何かちょっと見ていて可愛い。
  • 地元のお土産や手工芸品が買えるセントラルマーケットにも行った。そこで売っていた中国語のファッション雑誌とかを見ていると、どうやら、日本語のひらがなの「の」を、中国語の「的」に置き換えて使うのが流行っているのか?商品名にもそういうのが多い。
  • チャイナタウンの近くに長距離バスがお客を拾うところがあって、バスの車掌兼客引きの兄ちゃんが「クランクランクランクラン!」と魚市場のせりみたいな感じで叫んでいる(クラン、は地名)。それはいいんだけど、道ゆく人を捕まえて、「クランに行かないか」みたいな感じで、無理やりバスに乗せようとするのである(!)その車掌はなぜかインド人ばかりをターゲットにしていた。クランにはインド人が多いのか?しかし商品の押し売りはともかく、交通の押し売りをされて行きたくもない場所に行くというのはちょっとどうか・・・
  • チャイナタウンにある本屋で立ち読み。日本のCDとかもたくさん売っていたが、「EXILE」が「放浪兄弟」なのには爆笑。
  • ブキッ・ビンタンのショッピングモールの外にあるカフェでコーヒーを飲んでだらだらしていたら、隣の席で携帯電話で大声で北京語でしゃべってるおじさん一名。「次は香港に遊びにくるんだぞ。はおまぁ〜?!!!!」妙に滑舌がよい。北京語が少ししかわからない私にもわかるようなしゃべり方。しかもものすごいマシンガントーク。そしてその顔は、「背の高い、青い目の小野ヤスシ」。この人中国人じゃないよね?トーンもちょっと変だし・・不審に思ったのは私だけではなかったようで、電話を終えた青い目の小野ヤスシに、別のテーブルに座っていた華人のおじさん二人が「あんたどこから来なさった」。聞くと新疆だと。ウイグル人でしたか!香港を拠点にお商売をしているらしく、「わてこんなことしてまんねん」みたいな感じでおじさん2名に名刺を渡し(どんなことをしているのかまでは不明)、ちゃっかりおじさん2名の連絡先までもらっていた。抜け目ないビジネスマンというか商人(あきんど)って感じのおっちゃんで妙に印象に残った。
  • ホームレスの人はほとんど見かけなかったけれど、たまに物乞いをする人が。でもそういう人は身体にハンディキャップを持っていて、その状態はかなり悪い。でもみんな結構普通にお金を渡していた。
  • イスラムの国だけれど、クアラルンプールではエザン(お祈りを呼びかけるの)は一度も聞かなかった。新聞にはちゃんと「今日のお祈りタイム」が載っている。1時8分とか、すごい中途半端な時間だったりするの。なぜ?
  • どの国に行っても、通行人に道を聞かれるだんな。クアラルンプールでも、迷った人に道を聞かれていた。なぜだ。
  • 地下鉄とかモノレールが走っていて便利ではあるのだが、乗り換えができずに不便。乗り換えたければ、一度改札を出て、近くにある別の駅に歩いていって、もう一度切符を買いなおす。モノレールも、KLセントラル駅に乗り入れてなくて、駅から出て歩かないと乗れない。計画するときにおかしいと思わなかったのか。なぞだ。