読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

まずは日本へ。


前日まで大慌てで仕事を整理して、まずは今年2回目の日本へ。私の仕事を代わりにやってくれる子がヨーロッパのオフィスにいるので、まるで料理のできないお父さんを残して旅行に行くお母さんのように「月曜日にはこれをチンして食べること」的なメモを残すなど色々大変であった。でも一度旅行に出てしまえば、あとはなるようにはなるもので、がんばってくれた模様。結局3週間一度も仕事のメールをあけることはありませんでした。なんて幸せ・・・。


今回の訪日目的は、我が弟君の結婚式。学生時代は結構テニスが強く、バイメッセンジャーとして自転車に乗りまくり、レーサーでもあった彼ではありますが、今はメタボ予備軍まっしぐらのサラリーマン(笑)6年間お付き合いしたH子ちゃんとの結婚を3ヶ月ほど前に決めたため(できちゃったとかそういうのではない)こちらもあわててチケットを手配。結婚式前前日に実家に到着し、高齢のおばあちゃんもいるので、家族そろってタクシーで品川まで行き、プリンスホテルで一泊。角部屋で東京タワーが良く見えました。このあたりも再開発が進んでいて、夜は近未来都市に来たみたいにきれいなんですよ!とタクシーの運転手さんが熱弁していたけれど、もう開発されきったと思っていた都心でも、里帰りするたびに様変わりするのには驚くばかり。本当に来るたびに便利になっていて、いいよなあ。


プリンスホテルには初めて泊まったけれど、巨大コンプレックスの中にいればお食事も娯楽もなんでも揃ってしまうので、ほとんど外に出ることもなく過ごしてしまった。これってまるで映画「Lost in Translation」の世界だよね・・・と旦那。


弟の結婚式は朝10時からとかなり早かったので、翌朝、時差ぼけの頭でどたばたと準備して式場へ。今回はおそらく最初で最後になるだろう留袖を着るというのでものすごく緊張した。七五三をふくめて人生で着物を着るのは4回目。初めての時は、舞妓さんのこっぽり(すっごい高い下駄みたいなの)をはかされてずっこけ、留学時代に里帰りしたときに振袖を着せられたときには、疲労のあまり熱を出してしまいアメリカに予定通りに戻れなかった悪夢がよみがえる。とにかく人に着せてもらうと締め付けられるから、いつも最後には体が全身打撲みたいになってぐったりしてしまう。旅の途中で病気になるのだけは嫌〜。


P1060358


両家の母親のほかに親戚のおばさんやH子ちゃんの3人の妹達(!!)とわーわー言いながら髪を結ってもらい着付けをしてもらう。普段着物を着慣れた人などいないから、ああ足袋を先にはかないと!帯締めが無い!と大騒ぎ。自分で着物を着れる人は偉いよな〜。


日本では日にちと式場さえ決めてしまえば、あとは結構パッケージで色々と揃うから、急な準備でも意外とスムーズに行くもののようで、すごく綺麗にまとまった式でした。日本での結婚式はマイミクのShirukoの式に出たのに続き2回目だったので、色々珍しかったです。


P1060447

  • まずは何より、新郎の姉として1年分ぐらいのお辞儀はしただろうか。会う人ごとに弟がお世話になりまして・・とコメツキバッタ状態。旦那もよくわからないままひょこひょことお辞儀をしてました(笑)お客さんが「ガイジン、ガイジンだ」といってました(爆)
  • 式は中にあるチャペルで。新郎新婦ともにガチガチ(笑)ウェディングドレスがすっごく可愛かった!牧師さんがかなり本格的に「ユダヤ人が云々」とお説教をしたのでびっくり。思えばこの中にクリスチャンは誰もおらぬのに、かなり真剣。「ウェディングキッス」はほっぺたにちゅっと。いやー可愛い!
  • その後庭に出て、会社の上司の掛け声で乾杯をしたり、歩いてくる新郎新婦に花を投げたりしてようやく二人にもちょっと笑顔が。それまでは本当にガチガチ(笑)
  • 出てくるご飯の美味しいこと!お料理は一皿づつ、フランス風だったりイタリア風だったり、和風のひねりが入っていたり。旦那はこれまた「日本で食べる西洋料理は世界一美味しい!」と感動しきり。
  • 主賓は、それぞれの勤め先の上司で、会社の人たちが一番偉い席を陣取っていました。結婚なんて個人的なことになぁ・・と驚いてしまいましたが、長く会社にお世話になる場合は、それこそ生活すべて面倒みてもらうみたいな感じになるんでしょうか。主賓のスピーチはあまり個人的な話というよりは「結婚とは・・・」みたいな訓示っぽい感じで、ちょっともぞもぞ。
  • その後友達のスピーチとか、スライドショーとかがあってようやくくだけた感じに。お客さんからのQ&Aコーナーもありました。「コドモは何人ほしいですか」とか「お互いの嫌いなところは」みたいな質問から「好きな『乗り物』は何ですか」などというお下品なものまで。何だよそれは。弟夫婦はどれにもとっても優等生的なお答えをしてました(笑)。
  • 料理が終わって、ケーキとコーヒーが出てきたところで、両親は係の人にせきたてられて、「これでもう退場ですから・・」と客の前へ連れ出される。母:「え、あ、ケーキが・・・」結構係の人にいきなり言われて連れまわされることが多かった(笑)花嫁から両親への感謝の手紙を読んで、花束贈呈。ちょっとだけお涙。
  • 最後には弟とうちの父からの挨拶。これも驚いたのですが、うちのお父ちゃん、「まだまだ未熟な二人で社会のお役にもまだまだたてません云々、皆様のご指導ご鞭撻をよろしく・・」と何か二人を落として落として落としまくるスピーチをしたのでした。自分たちの子供のことは人前では褒めたりしないのね・・・まあそんなものか。


P1060489


これで式は終了。何かすごくクラシックな日本の結婚式!って感じで面白かったです。って、自分の弟の式なのに、ものめずらしくて色々観察してしまいましたが・・。H子ちゃんも、この結婚式の後、弟と初めて一緒に新居へ・・って感じで本当に教科書的な流れでした。ちゃらんぽらんな私に比べて、弟は結構古風できっちりしたところがあるので、弟らしいといえば弟らしい式でした。でもこれでよだれと鼻水をたらしていた小さな弟も、一家の主となったと思うとなんとも感慨深いですな〜。なかなか会う機会も無いし仕事も忙しそうですが、家族が増えてうれしいっす!


DSC05693


二次会も無い結婚式だったので、私たちはこのままホテルに戻り、時差ぼけでぼんやり。でも夜からは小中高大のお友達がどばーっとホテルの部屋に遊びに来てくれました!もう15年以上あっていなかった友達ともたくさん再会できて感激!みんなが来るまではもうだめ、死ぬ・・なんて思っていたのですがみんなのエネルギーをもらって滅茶苦茶元気になってしまいました。あまり騒がしくてホテルの人が来ちゃったくらい・・(笑)今まで面識なかった人たち同士でも話が弾んだりしてて、ランチに行こう!とかいう話でも盛り上がっていて、それはそれでうらやましかったよ・・・。こんなにパワフルで素敵な仲間がいるのに、私は遠くでなにしてるんだろー、なんて思ってしまいました。でも離れていてもこうやってつながっていられるのはすごくうれしいこと。またちょびちょび帰ってきたときにでも、遊んでね〜!