愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 おフランスの


日曜日の午後、クッキーを焼きました・・・。って普段こんなこと絶対しないんですけど、毎四半期ごとに、会社でお世話になった人に賄賂としてクッキーを焼いて渡しているのです。今回はロシア人のエンジニアの方に献上する予定。今回は日本に行ったときに買い求めたこの本から、おフランスのクッキー「ドレッセ・バニーユ」を作ってみました。って、ただのバタークッキーなんですが・・・


おいしい洋菓子の大事典250レシピ

おいしい洋菓子の大事典250レシピ


バターと粉砂糖と薄力粉、卵、バニラエッセンスと塩少々を混ぜて、搾り出して焼くクッキーです。薄力粉はCake flourで代用。粉も粉砂糖もふるいにかけておくので、大味アメリカクッキーには無い歯ざわりになりました。味的には、デパートで缶で売ってるクッキーに入ってそうな感じのやつ。


焼く前

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焼いた後


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やっぱりレシピに載っている写真みたいに綺麗な波状に搾り出すのは難しいー。絞り袋も無かったので、アルトン・ブラウン(フードネットワークで色々料理の解説してる人)のアドバイスを思い出して、ジップロックの角を切って口金を入れ、タネを入れて絞ってみたら、これが使いにくいのなんの。次回はちゃんと絞り袋を買おう。あとは敷紙に線を引いておけば、もう少し売り物っぽく綺麗な波型に絞れるかも。このままでは蛇クッキーになってしまう、と丸く絞ってごまかしてみました。


別の料理の本に「そのレシピをものにするには、最低3回はつくらなければなりません」と書いてあったけど、その通り。2回に分けてものすごい量を作ってしまったのだけど、本と首っ引きだった1回目に比べて、2回目のほうがスムーズに出来ました。でも甘いものなんて普段ほとんど作らない&食べない上に、実際作ってみるとそのバターや砂糖の多さに「うっ!」となってしまう・・・。作るの楽しいし、美味しいんだけど、家では絶対消費できません。3回目を作るときは来るのかな・・・


でも日本のお菓子の本は、凝ってるし、写真もたっぷりだし、見ているだけで本当に楽しい!アメリカでも、色々ケーキとかクッキーの料理本を読み漁っては見たんだけれど、CIA(料理学校の名前ですよ〜)の本でも、マーサステュワートの本でも、結構レシピが決まってて、必ずアップルパイとかシュークリームとか、エンゼルフードケーキとかはあるのだけれど、ムースとあわせるようなフランス風のレシピがほとんど載ってなかったりするのです。で(作るわけではないけど)物足りないなぁ〜、と思っていたところで、この本を見つけたのでした。基本のお菓子のほかに、たくさんのフランス・ドイツ菓子のレシピがたっぷりです。