愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

真夏の夜の音


ここ数日とても暑くて、気温は毎日30度を超えているみたい。湿気が無いとはいえ、仕事を終え帰ってくると、家の中の空気がむおーっ!!と重苦しい。夏は寒さに打ち震えて過ごすサンフランシスコの、さらには築80年のアパートに、エアコンが常備されているはずもなく(扇風機さえ無いよ・・・)、私達は部屋の窓を全部開け放って寝苦しい夜をやり過ごしています。


夏の夜(まだ夏じゃないけど)、窓を開けて寝ると、ドロボーが入るんじゃないかと怖くてちょっとドキドキもしますが、インドアにいながらアウトドアで過ごしているような感覚にもなって、ちょっとわくわくします。私のフルートの先生は、あまりの暑さに家のポーチにベッドを出して外で寝たんだとか。ちょっとうらやましい。私達も屋根の上で寝ようか。


でも窓を開けて寝るのは気持ちがいいですね。海のほうからすっと一筋の涼しい風が窓の中に入ってくると、エアコンなんていうものが無かった小学生時代の日本の夏に戻ったような感覚に陥ります。旦那もそれは同じのようで、子供の頃の東海岸を思い出すそうな。さらに私は小さいとき社宅で育ったので、窓を開けていると、近所の生活音がもれ聞こえてくるのも好ましく感じます。人の話し声、料理をする音、テレビの音・・・・。


しかしここはサンフランシスコ・・・そんな家庭的な音を聞きながらまどろんでいると、あぁ、やっぱり聞こえてきたのはセイウチの音(参照:id:Marichan:20060910)。しかも今度は窓が開いてるからダイレクトですよ!頼むから寝かせてくれよ!しかも・・・、あれっ?声の出演3人??


まだまだ寝苦しい夜は続くようです。