愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 お疲れさんどした


ここにあんまり仕事のことは書いていないのだけど、今の会社で働きだして1年ちょっと過ぎた。最初の数ヶ月はのほほーんと、そしてだんだん自分でプロジェクトを提案してチームメイトとやってみたりと結構好き勝手に楽しく仕事してきた。


で、最近は管理関係の仕事もあわせてやるようになり、それにあわせてチーム内外のいろーんな人とやり取りしたりすることが増えてきたのだけど、これがなかなか、楽しいだけではいかず、結構気を使う。自分の思ったようにスムーズにコトを進めるには強気のロビー活動もしなければならないし、ものすごいスピードで変わっていく情報は全部頭に入ってないとすぐ対応できないし、賢すぎてAssertiveすぎるエンジニア集団はあまりにも自分と異なる人種すぎてミーティングするたびにびびってしまうし(笑。。こればっかりは早くもっと口出しできるようになりたい・・)さらにアメーバ状態で色々な人がかかわってきて、何やねん、お前誰やねん、きぃぃぃっ!となる。


最近までは家に帰ると仕事のコトなんか綺麗さっぱり忘れて、楽しい自分の時間!って感じだったのだけど、ここのところ日曜日の夜になると「明日は会社でこれをして、あの人に連絡して・・」と考え出して寝付けなくなることも。そして先日会社でふっと鏡を見ると、頭頂に白髪のかたまりが・・・!しかも、もともと黒髪だったのが、途中で一気に白髪になり、しばらくしてまた黒髪に戻った・・というシマウマ状態の髪の毛が20本ぐらいあって驚愕。他にもあちこちから白髪が・・がーん。ストレスたまってるのかなぁ・・。


そんな中、今日はまた善人の多い(と私が勝手に思っていた)この会社に入って初めて、自分のミスを素直に謝らずに他人攻撃に回るビッチー男が登場して、初めて頭に血がのぼってしまった!自分でもびっくりするくらい煮えくり返ってしまったので、ちょっとBack offして深呼吸・・・。まあでも相手もプロなので、最後にはちゃんとしたオトナの対応で終わったし、状況を改善したいという意思表示があったのでよかったけど、ここで仕事をしていて始めて、チームメート内で感情的なやり取りがあったので、ちょっとびっくりしちゃった。というか、自分の仕事のプロセスの問題を他人攻撃に摩り替えて、感情的な議論に持っていこうとする彼に驚いたのだけど。多分、彼の中に、セキュアじゃない部分があるんだろうね。


ありがたいのは、最後には状況を改善してちゃんと仕事しようという意思がみんなにあることと(この問題も、いい仕事をしようとして先走ったばかりに起きたという部分もあったので、無気力社員よりはマシ)、サポート体制はちゃんとあるし、話を聞いて助けてくれるマネージャーがいてること。彼のオフィスに行くと、何かセラピストに通っている気になる。昔の会社でも、ここまで複雑ではないけど管理っぽい仕事も多少はあったのだけれど、何があっても「あなたならできる、大丈夫」というわけのわからない暖かい励ましのお言葉だけ頂いて、救命道具もなく、泳ぎ方も知らないまま荒れ狂う海に放り出される・・・という無茶な丸投げ状態だったので、それに比べると自分を守ってくれたり、知を与えてくれる人がいるというのはどんなありがたいことか・・ということも実感した。ちょっと疲れたけど・・・。


と疲れ果てているところに、今日は会社に急にヒラリークリントンがやってきた。選挙キャンペーンの一環なのでしょう。30分ぐらい、会社のCEOとトークショーみたいなのを繰り広げていった。会場はあまりに混みすぎていて、人ごみの隙間から彼女を見る・・という感じだったけれど、やっぱり彼女はGreat communicator。元ファーストレディーとか、だんなはビルクリントンとか、そういうのは関係なくて、もうヒラリーはヒラリーという感じ。特にヘルスケアのところに私は興味があったのだけれど、彼女が本当に大統領になる日は、どんな時代が始まるのでしょう。ちなみに、我が家はDCでこんな活動をしていたので(id:Marichan:20040918, id:Marichan:20040801)もう早速ヒラリー陣営からも、オバマ陣営からも寄付をお願いするお電話がきた・・って私ガイコク人ですから寄付できないよ・・・。


夜は同僚Cちゃんの家で、他の同僚やその連れなど10人ほど集まってWii大会!初めてやったけど面白かった。夫婦同士でのボクシングゲームとか、ワリオのゲームとか、かなり盛り上がった!同僚の家はみんな遠いし(というか私が一人で遠くに住んでるから)、あんまり同僚と会社の外で会う、というのは今までしてこなかったんだけど、なんだかんだいって長時間一緒に過ごしてる仲間なので、結構楽しいね。