愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

でぱーてっど


週末にかけて、DCの元同僚ミニコがサンフランシスコにやってきた。今回は週末出張ということで、半そででもOKなくらいに暖かくなったカリフォルニアを一緒に思いっきり堪能することはできなかったけど、仕事が終わったミニコとラーメン食べたり、飲茶に行ったり、チャイナタウンやフィッシャーマンズワーフを歩いたりと、プチ観光した。普段当たり前に歩いていたり、あまり今まで立ち寄ることのなかった観光スポットも、Out of town から来た人と歩くとまたちょっと違う目で見ることができるのが面白い。こうやってみると、サンフランシスコってやっぱりいいところだよな〜、ということも実感。のんびりときっぱり、すっきりとごちゃごちゃ、高いものと安いもの、綺麗なものと汚いもの、美味しいものもまずいものも、みーんなそろっている。


友人のA君がテニスをやっていてアキレス腱を切る怪我をしてしまい、ギブス生活になってしまったため、外に遊びにいけない彼のために友達が集まり、週末の一晩はミニコも参加しての映画鑑賞会となった。スーパーで何か買ってくるから必要なものはないか、何かヘルプはいるか、エロ本は必要かとみんなでよってたかって看病大会。スポーツマンのA君なので、アキレス腱なぞ切ってへこんでいないかみんな心配していたのだけれど、思ったより元気そう。私はエロ本調達のお手伝いはできないから、近所の雑貨屋で売っていたイギリスのスポンジ菓子その名も「ほくろちん○」を購入してプレゼントし、みんなでひとつの「ち○こ」を分け合ったのだった(笑)結構美味しかったよ。


スコセッシが監督した映画、Departedをようやく鑑賞。香港映画の焼き直しだけれど、舞台をボストン、登場人物をアイリッシュのギャングに変えて、「まっとでぇもん」や「でぃかぷりを」などの豪華キャスト版になっている。マフィアのボスの「じゃっくにこるそん」が演技をしていない!(もともとヘンなおじさんだから、素でOKのため。笑)、そして香港版には無い「まーく・うぉるばーぐ(マッキーマーク)」のキャラがいい味だしている(彼はほんとにボストン出身なので、すごいボストン訛りでしゃべる)。セラピストになる勉強をしているLちゃんは、映画に出てくるセラピストの女の人の行動が非常にプロフェッショナルではない!!アリエネェ!とさかんにいっていたけれど(笑)


香港映画は、アメリカ映画に比べると結構不条理だったり、唐突だったり、力づくな終わり方をするものも多くて、この映画の香港版もうーん・・・という感じだったのだけれど、こちらはアメリカらしい終わり方に変えてあった。でも最後のスコセッシの軽いジョークにはちょっと笑った。サントラも、アイリッシュ音楽とヘビメタをあわせたバンドとか、面白い選曲。もう一度香港版も見たくなったよ。


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