愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

 サルもジジイもいないゲレンデ


会社のスキー旅行に行きました。人生でスキーをするのは、これで2度目。はじめてのスキーは、もう15年以上前の話。高校の時に女の子ばかりで長野だかに行ったのだけれど、なんだか滑り方もよくわからないまま、友人Shiruko(当時のあだ名じじい)、みずほ(サル)などの郎党に頂上に連れて行かれ、曲がることも止まることもできなかった私は、その急斜面に「ひぃぃ」とおびえながら、ひたすら直滑降→止まれないから転んで止まる→起き上がる→直滑降→こけるを繰り返し、死ぬ思いで降りてきた思い出が・・。以来スキー恐怖症になってしまい、学生時代はせっかくパウダースノーが降り積もる雪深い東海岸で過ごしたのに、スキーはやらずじまい。


そんなこんなで行く前はちょっとブルーだったのですが、びびる私に旦那は一言「大丈夫!今回のスキーは昔のスキーとは違う!それは、モンキーもジジイもいない、ということだ!」う、そ、そうね・・・・


よねちゃんから借りたスキーウェアを担ぎ、サンフランシスコから会社が出すバスに乗って、レイクタホーのスコー・バレーというところへ。何でも昔ここでオリンピックがあったのだとか?会社の旅行だったらバスに乗った先からみんなで楽しく遠足気分♪と思うけど、こっちではベイエリアの2箇所から、朝5時半から9時ごろまで、タホ行きのバスが出るようにアレンジされていて、みんな個人個人好き勝手な時間にスキー場に向かうというスタイル。バスの中にまでコンピューター持ち込んで仕事してる人もいた。


で、同僚といっしょに初心者パッケージのスキーをしたのですが、結論からいうとこれが滅茶苦茶楽しかった!最初の2時間、初心者レッスンを受けたのだけれど、教え方はかなり適当だったものの、年をとって賢くなったのか、板の使い方も体重のかけ方もよくわかる!あまりにも面白かったので、結局飲まず食わずで5時間、ぶっ続けで滑ってしまいました。最初に1度方向転換をするときにこけたのと、リフトから降りるタイミングを間違えてこけた以外は、こけなかったし!いやー、スキーってこんな楽しいものだったのね!呪いが解けたみたいで嬉しい!!これで、次回は旦那やお友達を誘ってスキーに行けるかな?


スキーの後は、みんなが泊まっているホテルでパーティー。前回のホリデーパーティー同様、宴会用スペースをいくつか借り切って、部屋ごとに「ジャングル」とか「雪」とかテーマごとにものすごいデコレーションがしてあり、そこでバンドが演奏したり、サルティンバンコ(古い?)みたいなショーがあったり。こけて壊すと思って、今回カメラを持っていかなかったのだけれど、「雪」の部屋には氷で出来たバーもあった!(携帯の写真)↓


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滑り終わって体が痛い〜もう年やわ〜、などと言っていた割に、真夜中すぎまで汗だくで踊り続け、いい運動になった。最後のほうはもう、これは大学の寮のパーティーか!みたいな感じで、同僚どうしで怪しい雰囲気になってたりとか(うーん、後が気まずいのでは?)、ホテルの何号室でアフターパーティーするぞ!って言ってホテルの部屋に人がぎゅうぎゅうに詰め込まれていたり・・・笑。いやー、若いっていいですなぁ〜。