愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

エジプト16:巣窟に潜入?!

地球の歩き方」には、大学付属で歴史のあるモスクと紹介されていたアルアジャール。大学は異教徒立ち入り禁止の場所らしいが、モスクにはすんなり入れました。中は今までいったどのモスクよりも大盛況!回廊にブランケットを引いてごろごろと昼寝をする人たちが山ほど。子連れの女性も座ってくつろいでいます。市民の憩いの場的雰囲気が一番ただよってました。


モスクの中では、イマームがお説教中。みんなが熱心に聞き入っていました。もちろんアラビア語なので何いっているかよくはわかりませんが、わかる単語がただ二つ・・・・「アメリカ」そして「イスラエル」!!!!うをー!これはきっと鬼畜米英、尊皇攘夷的なお説教をしているに違いない!ひえぇ〜〜!!


アメリカに戻ってから、本屋で「恐ろしい旅行スポット」を紹介する本を見つけて立ち読みしていたら、「チェルノブイリ」「板門店」そしてなぜか日本では「靖国神社」などが紹介される中、「アルアジャール」モスクも、原理主義者の巣窟として紹介されていました。そ、そうなのか?!


そんなところによく入れたな、というか外人でも誰もなーにも反応してなかったけど・・・と思ったのですが、別に読んだエジプトの本では、このモスクにはテロリストとかを捕まえるために、たまにエジプトの秘密警察が潜入していることもあるそう。まあ同じエジプト人でも、どこのスパイが潜入しているかわからないようなところなので、あからさまに観光客な外国人は人畜無害ってところなんでしょうかね。