愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

オケ第2弾


年末年始に第九をやったしょぼしょぼオケからまたお声をかけていただき、今シーズンもオケに参加することになった。今回の趣向は、「お上手な子供さんたちをソリストに迎え、コンチェルトの伴奏をして差し上げる」というもの。また練習期間が短いにもかかわらず、ハイドンモーツァルトだ何だと、5-6曲ほど詰め込む無茶なスケジュール!!でも今回フルートの出番は少ないので(ドラマののだめでもあったように、モーツァルトのコンチェルトとかはフルートが入ってないのだ・・・)、実際やるのは3曲。なのでフルートの「入り」は遅い。トロンボーンとか、ホルンとか、曲によって必要ない楽器の人たちもいるので、そういう人たちは遅めに練習に来るか、別室で遊んでるか。フルート隊は別室でアンサンブルをして時間をつぶし、出番になったらよんでもらい、そこでいきなり楽譜を渡され、即合わせ、という感じになった。


今回はいつものマエストロじゃなくて、代振りの人が指揮してくれたのだけど、もぞもぞしゃべるのと、テンポがとりにくくてわかりづらい〜〜。しかし何とかキャッチアップして、テンポやリズムの確認をする。今回2曲でファーストをやらせてもらうので余計大変。


サンサーンスバイリンコンチェルトは、バイオリンのソロのところとか、ソリストが「ためて」弾く部分も多いから、楽譜どおりにテンポを数えていたんでは合わないので、ソリストがどう弾いても伴奏が入れるように、早く曲を覚えないと。ソリストは中学1年生ぐらいの、ひょろっとした、昔のフィンガーファイブみたいなめがねと髪型と服装の、生意気そうな男の子なのだけれど、これがまたうまいのなんのって!彼が完全に暗譜してすばらしい演奏をしているのに、初見の私たちはぼろぼろ。うーん、申し訳ない。オケだけじゃなくて、ピアノの伴奏でも、伴奏者が曲を理解してないと、ソリストが伴奏にあわせる・・・という事態になって、それはそれはフラストレーションがたまるので、できればそれは避けてあげたいのだけれど、どうなるでしょう。


あとはメンデルスゾーン交響曲5番。うーん、知らん。きれいだけど、きいた先から忘れちゃうような曲。これは全部通した。なんか前回の第九では、特にストリングスがほげらほげら〜ってひどかったのだけれど、今回は少数精鋭なのか、そんなことなくて、結構初回にしてはそれなりにまとまっていた。今回はもう少し期待できるかも・・・・?!