愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ただの日記


昨日に続いて、仕事関係のイベント。というか同窓会。私がアメリカで卒業した大学のCSのディーンがうちの会社にやってきて、シリコンバレーにいる卒業生がうわっと集合。立食でネットワーキングのためのレセプションがあったり、うちの会社で働く卒業生が入れ替わり立ち代りプレゼンをしたり。昨日のイベントでは、色々な人とお話していけばいくほどどよーんと疲労してしまった上に、私CS専攻じゃないし、今回の参加者の中には70年卒などという大先輩達もたくさんいて、絶対話あわない、今日のはもう勘弁してー! と思っていたのに、いざ始まって見ると、プレゼンも面白く(エンジニアが実にいきいきと楽しそうにクリエイティブな仕事をしているのを見るのは刺激にもなった)、社内の同窓生や違う世代の人たちと話をするのも意外と楽しくて、結局最後までいてしまった。


「留学生」時代は、日本を出たのも初めてでいっぱいっぱいだったところもあったし、アメリカに住んでアメリカの大学に通っていながらも、アメリカ人の社会とは一線を画した、留学生独特のふわふわした不思議な世界の中に住んでいたような気がする。そんな学校生活の中では、今日ここに集った人たちとは接点など全く無かった。でもいざ社会に出て働きはじめると、時期は違えど同じ学校に行ったというだけで、これだけ色々な人と繋がれるものなのか〜、と妙な感慨も。当時はど田舎にあるこの大学があまり好きではなかったのだけれど、みんな母校を愛していて、世界中どこへ行ってもサポートネットワークが出来上がっているのはすごい(お金もがんがん回っている)。私はアホ学生だったし、学校そのものから学んだことがそれほどあったように思えないし、どちらかというと留学生として授業料を搾取されただけのような気もしていたのだけれど、今夜は大学院を出て10年たって初めて、この学校に行って良かった、と思えた・・・、というか、この学校を出たことによる後々の利益の大きさに初めて気づいた(笑 ある意味アメリカのほうが日本よりもコネ社会かもしれないです。