愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

イスラエル⑥ エルサレム・ユダヤ人地区

エルサレムは塀に囲まれた旧市街があり、その外に新市街が広がっています。イスラム、ユダヤ、キリスト教の聖地であるエルサレム旧市街は、まさに宗教のディズニーランドといった感じ。そんなに広くもない旧市街は、ユダヤ、イスラムキリスト教アルメニアの4つのエリアにわかれていて、それぞれの宗教の人たちがひしめき合いながら生活しています。違うエリアに足を踏み入れると、それぞれのスタイルでの宗教施設があり、アラビア語ヘブライ語などの看板がたち、道行く人もそれぞれが違う服装をしていて、違う雰囲気が漂います。


新市街にある私たちのホテルから旧市街へは徒歩10分。ヤッファ門から入っていきます。もっと古めかしい雰囲気の場所を想像してたのですが、石が全体的に白っぽいからか、全体的にきれいで新しい感じ。実際ユダヤ人エリアはとてもキレイに整備されている感はありました。


Yaffa Gate


ここに来る前、色々な旅行記をオンラインで読んでいて、観光客目当ての客引きがしつこい!という記述が結構あって、ちょっと身構えて?いたのですが、確かに門の周りにも「ガイドしてやるぞー」というおっちゃんがちらほら。中には「ガイドなしでは旧市街の中には入れない決まりになってる」なんて大嘘こく人も(笑)。でも今回の旅全般を通して言えたことなのですが、私たちどこに行ってもあんまり客引きのターゲットになりませんでした。そんなに貧乏そうに見えたのか?来ても一度Noというと結構おとなしく引き下がってたし・・・そんなに目つき悪かったのか?そんなわけで、リラックスして旧市街を散策。


カルド。ビザンチン時代のショッピングモールの跡だそうです。植物の陰になっていますが、背景の右端にある白い塔は、イスラム寺院ミナレット。ユダヤ人地区にあるのですが、今は無人になっていました。ううむ。


cardo


「僕の自転車壊れちゃったの。」休憩したコーヒー屋さんの息子と、近所のお友達。保守的なユダヤ人は、黒の上下に黒い帽子、そしてもみ上げをクルクルカールにするのですが、小さいうちからそんなスタイル。この格好で、自転車に乗ったり走り回ったり。女の子は長めのスカートをはいています(ズボンはいけないんだって)。超保守的なユダヤ人の居住区に、女の人がノースリーブや短パンで行くと、石を投げられたり唾が飛んでくることもあるそうな・・・・!


My bike is broken


コーヒー屋で休憩していたら、隣のテーブルに座っていたユダヤ人グループの男の子たちに、たどたどしい英語で「あー・ゆー・かみんぐ・ふろむ・ふぃりぴーな?」と聞かれました。顔がアジア人なのに英語で会話をしている私たち夫婦は、結構「??」な存在だったようです。この後もそれにまつわる面白いこと?がおきました。イスラエルにはフィリピンやタイからの「ゲスト・ワーカー」の人たちも結構いたので、フィリピン人?とも思ったらしい。