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愉快的陳家@阿拉米達島

ちょっと雑だが愉快な暮らし。サンフランシスコ・ベイエリア日記

たっちーと過ごす週末:ワインを飲む編


好奇心旺盛なたっちーは、スーパーにいって面白い食べ物や賞品を見るたびに色々と反応するので、ダンナは色々なものをけしかけて面白がっていました。そして彼女は「アメリカに来て食べたいものリスト」も持っており、その中には「アメリカらしい朝ごはん」というものも含まれていたので、だんながよーし、それではと、チキン&アップルソーセージ、カリカリベーコン、ハッシュポテトに目玉焼き・・・というギトギト朝ごはんを作成。


蛋白質と脂肪を十分に摂取した後は、車を借りてソノマへ。仲良しのKちゃんJ君カップルのところに、カンザスからKちゃんのお姉さん夫婦が遊びに来ているということで、チームを組んで一緒に行こう!という約束をしていたのだった。しかしKちゃんが発熱してダウン。今回お姉さん夫婦とは初対面だというボーインフレンドのJ君が、Kちゃんの姉夫婦と、彼らがホストファミリーをしているノルウェーからの交換留学生ヘンリエッタちゃんを案内することになったのだった。


借りたプリウスでゴールデンゲートブリッジをわたり、ソノマでも北にあるロシアンリバーと呼ばれるエリアへ。ナパに比べてもあまり観光地観光地していなく、遠くには山、そして目の前には一面の葡萄の木が広がる、のどかな田園地帯。以前にも連れてきてもらった、J君がメンバーになっているワイナリー、Clos de Boisで待ち合わせして、ワインテースティング・ツアーの開始!スーパーや酒屋さんでは売っていない、リザーブものなど色々と試飲させてもらった。普段からそんなにお酒を自主的に飲むほうではないので、ワインもそんなに詳しいわけでも、味がわかるわけでもないけど、色々なワイナリーをまわっているうちに、ワイナリーによって出されるワインの性格がずいぶん違う!ということがわかって面白かった。


J君と私の学校の先輩がたがワイン作りをしているところ。ちょっとフォーマルでいて、でも飲みやすくてとてもいい感じ。ワイナリーのスタッフも親切。ここで飲んだシャルドネは、「バターっぽく」、後味はほんのりナッツのよう。でもすっきり、しつこくなくてとても気に入ったので、1本お買い上げした。たっちーも、甘めの白をお買い上げ。


Clos du Boisのお隣にあるワイナリー。ここはもーっとカジュアルな感じで、ワイナリーで働いている人のところに、近所のおばさんがおしゃべりしに来てた。そんな雰囲気どおり、普段のお食事にあわせられそうな、シンプルで正直な感じのワインばかり。


試飲させてくれたおばさんが、「うちのダンナがこのデザートワインが大好きで、家に帰ってくるとこれをコップでぐびぐびいくのよ!いやになっちゃう」と愚痴りながら出してくれたデザートワイン。あまーい、でもすっきり。たっちー1本お買い上げ。おばさんいわく、ダンナさんはこれを「アイスクリームにかけて」食べたりもするんだそう。私はこれでシャーベットを作ったらおいしそう!なんて思ったのだけれど、それもいいね。


ワイナリーに行くと、だいたい赤白、ロゼやデザートワインなど6種類ぐらいは試飲させてくれるのだけれど、私は飲みきれないでだいぶ捨てていたのに顔が真っ赤になってきた。それに大して、たっちーは全てキレイに飲み干して平気な顔をしている。実は今回彼女が遊びにくるまで、彼女がここまでウワバミだということは全然知らずにいたのだ。16年も付き合いがあるのに・・・。


インテリアがめちゃめちゃモダンで、なぜか80年代の音楽がかかっていて、ニューヨークのラウンジですかここは!といったおされな造りのワイナリー。カウンターでワインを注いでくれる黒尽くめの兄ちゃんの目にはアイライナー。出されたワインの名前も、「Oh」「Think」「Justice」やら気取った感じ。でもね・・・赤も白もアルコール臭の強い、押し付けがましい同じような味に感じた。何しろ、出されたものは全て飲みましょうを地でいくたっちーでさえ、ここのワインは残していたくらい(笑)。多分、タバコでも吸いながら飲んだら丁度いいのかも。


ソノマの丘の上、日本のモダンな高級温泉宿のような(?!)落ち着いたたたずまいのワイナリー。お相手をしてくれたのも、総髪白髪のお上品なおばさま。ソノマの丘を見渡すテラスで、アウトドアでの優雅な?テイスティング。お値段も今まで行った中では一番高いだけあって、どれもあーら美味しい!


普段は食べ物のお供に、10ドル以下のワインを適当に飲んでいるけれど、やはり大自然の住んだ空気の中でワインを味わうと、ワインの複雑な味や自分の好みがくっきりわかってとても興味深かった。今まで全然気がつかなかったけど、実は白ワインのほうが好きなのかも、ということに気づいたのも大きな収穫だった。


とここで幸せモードでワインを楽しんでいるときに、KJカップルと共通の友人であるAT君から電話が。AT君はTIMのゴルゴ松本と全く同じ顔をしているベトナム系の友人で、たっちーに会わせてみたら面白いかも!などと冗談を言っていたのだけれど、その電話は「昨晩市内で刺されて、今病院にいる・・・」というものだった。えぇ〜!とにかく、刺された現場に車がまだ止めっぱなしだというので、J君がそれをとりあえず自宅で預かることになり、車の鍵を貰いに急遽病院へ。話によると、Folsom Streetと7thのところに車を止めて出てきたところ、後ろに駐車してきた車から出てきた男にいきなり殴られて、反撃したらナイフで背中を数回刺されたらしい。一体ベトナムギャングの誰かに間違えられたのか、酔っ払って頭がおかしくなった人が意味もなく襲ったのか、全くわけがわからない。後になって、現場近くにあるWホテル近辺で、私の知り合いの女の子が同じ日の夜、ホテルから追い出されたらしい酔っ払いに後をつけられ、いきなりあごをパンチされたという話も聞いた。都市だから色々あるとはいっても、身近な知り合いが被害にあったのは初めてだったので、ちょっとびびった。そしてみんな単身でベイエリアにやってきた仲間たちだから、何かあった時は家族よりも早く、みんなでサポートしあうことの大事さも実感した。さらに家の近くでも最近発砲騒ぎがあったということもこの日の夜に判明。いやー、本当に色々あったもんだ。