愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

おそるべし、香港ママ!


ここサンフランシスコでは、旧正月のお祭りはまだまだ続きます。旧正月のパレードがあったり、ミス・チャイナタウンのコンテストがあったり(私的には是非ミスター・チャイナタウンもやってほしいところです)。


私の周りには、義理のお母さんが香港系、両親が香港系、という人が何人かいます。この時期はやはり家族で集まる機会が多いので、話題は自然と自分たちの家族のことに。でも話していてまぁ、香港系のママってどこも面白いくらい一緒!みんなで、「あなたのお母さん○○でしょう」というと「ええ!なんでわかるの!」というくらい共通点があって、爆笑してしまいました。


迷信深い。例えば夜墓場の近くを通るのを本気でいやがったり、古い家はお化けがいるからこわいと本気で言う。迷信のうちでも、悪い迷信だけを選択して信じている。


中華料理しか食べない。というか、広東料理しか食べない。ちょっと気分を変えたい時は、北京料理


娘はかならずNice Chinese boyとしか結婚させたくない。でも自分の娘の体重が45キロ以上あると、この子にはNice Chinese boyの結婚相手は見つからないのでは・・・と心配する。


泳げない。自転車に乗れない。


医者から注意されるほどコレステロールが高い。


でも野菜を油で炒めるのをやめられない。


でもジムは知らない人の汗がたくさん染み込んでいるから行きたくない。


いつもの食事の代わりにダイエット食品を食べる・・のではなくて、いつもの食事「と」ダイエット食品をいただく。


福建省人やベトナム人が怖い。


何かね、全体的にものすごい心配症。うちの場合、私たちが日本の里帰りのついでにLAのお姉ちゃんのところに寄ったときも、私たちがアジアから悪い病気を持ってきて姪っ子に移してはいけない(?!)と、日本に帰る「前に」寄って行く指令が出たり(笑)、両親の家のトイレの鍵、ちょっと掛かりが悪いのですが、お姉ちゃん夫婦が泊まりにきた時、ママはおねえちゃん夫婦が夜トイレに行ってトイレから出られなくなり、パニックになってトイレの天井近くにある20センチ四方の小窓から外に出ようとするのではないかと本気で心配したり・・・、ものすごく想像力が豊かです(笑)


知り合いも、自分の義理のお母さんだけの問題だと思っていたそうですが、香港系の子がびしっと「いや、これがチャイニーズ・ママのスタンダード」と断言。でも私たちは嫁の立場なので、逆にあまり直接の被害は無いのですが、アメリカで育った香港系の子は、自分のママがまさしくこうなので、色々衝突もあったりして大変そう。そして自分も歳をとったら、こうなってしまうのでは・・・と恐れているのだそうです(笑)


でもまぁ、嫁の立場としては、色々楽しませてもらってます(笑)。広東語がわからないから、インパクトが小さいだけなのかもしれないけれど。実家に行ったらママご飯まだ〜?!って感じで、「あらお母様」って感じではないし、気兼ねはしないので、楽といえば楽なのかも〜。