愉快的陳家@倫敦

ロンドンで、ちょっと雑だが愉快な暮らし。

ダンナのいぬ間に・・・


今週末まで2週間、ダンナは東海岸に出張でした。ダンナのいぬ間の2週間、ずいぶんと独身生活を満喫させて頂きました。といっても平日は会社があるので、たいしたことはできませんでしたけど、友達に会ったり、フルートを吹きに行ったり、映画を見たり。意外と一人でも平気だな〜。夜冷え込むときに、もう一人人がいないのでは、室内温度が違う・・・というのは痛感しました(笑。電話も毎日していましたが、2週間も離れていると変な感じです。


さてダンナのいない土曜日は、最後のチャンス!クリスマスショッピングへ。しかしこの日、サンフランシスコは大雨!朝はそうでもなかったのですが、ユニオンスクエアにたどりついたときにはざんざん降り、しかも冷たい風もびゅーびゅー。でもそんな中でも、ブラスバンドのおっちゃんたちがクリスマスキャロルを演奏していたり、クリスマスショッピングをする地元の人や観光客でごった返していました。


ダンナのプレゼントを買いに行ったのは、アップルのストア。私のお誕生日にiPodを頂いたのですが、私からはシャッフルを差し上げようかとお店に向かいました。今年のクリスマスにiPodを買おう!と思っているのは私だけではなかったみたい・・・・あまりに人気なので、アップルのお店ではiPod専用のエキスプレスラインを設けていました。そこの人にシャッフルくださーい、というと持ってきてくれて、ハンドヘルドのコンピューターにクレジットカードを通して、お買い上げ。レシートは電子メールで送ってくれるとかで、5分ぐらいで用事が済んでしまいました。すばらしい。この様子だと、アップルの売り上げは今年すごいでしょうね・・・・。


近所のアパートのロビーにも、そしてアパートの部屋の窓からも、飾りつけをしたクリスマスツリーが見えたり、アパートの窓にイルミネーションをたくさんつけているのを見ると、どんなに寒くても気持ちがほこほこします・・・。でも今まで家にはクリスマスツリーも無かったし、ホリデーシーズンにお家を飾りつけする、ということをしてきませんでした。でも今年は西海岸での新しい一年を無事終わることができそうだし、気持ちに余裕が出てきたのか、ちょっと飾りつけしたくなってきました。ツリーはダンナが帰ってくるまで買いにいけないので(本物の木を買いに行くので重い)、インテリアのお店によって色々お買い物。しかし、クリスマスリースの気に入ったものが見つからず、なぜか徒歩で雨の中、ユニオンスクエアからSOMAの9th StreetにあるPier1 Importまで行ってしまいました・・・・、と、遠かった。


気に入ったものが半額で買えてよかったものの、両手にはものすごい荷物、さらに大雨。さすがに家まで歩くのは無理(っていうか1時間以上かかるよ)なのでバスを待ったのですが、待てど暮らせど来ない・・・・雨のせいなのか、週末のせいなのか、でも冷たい雨がびゅーびゅー打ち付けて待つこと40分・・・・。タクシーも通りません。とそこで一緒に待ってたおばさん、一緒にバスを待っていると思ったのが、実はダンナさんが車で迎えに来ていたのでした。はー、いいね。と思ったらおばちゃんが私に向かって「You need a ride?」とな!し、知らない人の車に乗ってはいけません、なんて幼稚園生でも知っていることなのですが・・・・おっちゃんおばちゃんが見るからに善人そうなのと、ご近所というのと、もう我慢の限界になってしまい、お言葉に甘えてしまいました。


40代後半と思われるお二人、ジョンさんとジェニーさん、ダンナさんはカンフーの先生なんだそう・・・。奥さんは可愛いチワワをつれていて、「可愛いでしょ〜。この犬をだしに人をおびき寄せて、私たちはシリアルキラーなんだよ!」「ご心配なく・・・私も銃持ってますから」なんて冗談を飛ばしあいながら、結局我が家の前まで送ってくれました。ほんと、まじで助かりました。でも同時に、あああ、これがいい人たちだったから良かったけど、私の勘が外れてて、本当は悪い人だったら・・・と思うと、家に帰ってからちょっとドキドキしてしまいました。でも結構この世代の人たち、知らない人たちに親切にしてくれることが多いのです。ヒッピー時代の名残なのかなぁ?ダンナも昔、大きな公園をうろうろして、出口を探していたら、親切な中年夫婦が車に乗せてくれて出口まで連れて行ってくれたことがあったそうだし。日本では、色々な事件がおきていて、他人に接するとき、警戒してしまうけれど、結構サンフランシスコでは、田舎でしか考えられないような他人との交流があったりもします。もちろん、気をつけないといけないことはいけないんだけど・・・・でもそのために人の温かさを全て遮断してしまうのも辛い。そこらへんの判断って、難しいところだなぁ・・・。


そんなこんなで購入した、クリスマス用のランナーとキャンドル。お盆は、リビングに飲み物を運ぶとき用に買ったけど、まずは飾り用に。


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そしてドアにはクリスマスリース。カラフルなベリーのです。フックが恥ずかしい・・・。いいにおいのする生のリースにもあこがれる・・・ウィリアムソノマでは、月桂樹でできた生のリースとかもオンラインで売っていました。


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夜は友人D君のお誘いでライブハウスへ。以前飲み会であった彼の元ルームメートD2君。30代後半になっても、ロックミュージシャンになる夢を捨てきれずにがんばっていた彼ですが、めでたく彼のバンドが新しいメンバーでギグをやることに。しかも前座じゃなくてメインだし!家の近くだったので、D君と彼の同僚Mちゃんと3人で見に行きました。こちゃこちゃしてこきたない場所なのですが、そこにベレー帽をかぶったD2君の年配のパパとママが、ビデオカメラを手に見に来ていて、子供のお遊戯会じゃないんだよ!!!、でも可愛いかったです。今まで息子をずーっとサポートしてたんだものねぇ・・・。D君も長年の友人として、ものすっごく心配してたので、よかったねぇ〜という感じでした。肝心の音楽ですが、思ったよりオリジナルだし、いい感じでした。ボーカルの人の声がそれなりに独特で、曲も結構良かったので、ボーカルの人がもう少し腹筋を鍛えて声を安定させたならば、それなりにいいところまでいくのでは?!がんばれ!!彼らの曲、<ここ>でダウンロードして聴けます。